文の中で、「くわしくしている言葉(修飾語)」がどれかを答える問題が苦手です。見つけるコツはありますか?
修飾語とは、文の中で「どんな」「何を」「どのように」「どこで」などいろいろなことを表し、ほかの部分の内容をくわしく説明する部分のことです。
主語でも述語でもない部分が修飾語です。まずは、主語・述語がどれかを考えましょう。
[例] 桜の 花が とても 美しい。
この文の場合、主語は「花が」、述語は「美しい」です。
→残りの「桜の」と「とても」が、修飾語です。
次に、それぞれの修飾語がどの部分の内容をくわしくしているかを考えましょう。「くわしくしているのはこの部分かな?」と思う部分と続けて読んで、意味が通るかどうかを確認します。
[例]「桜の」という修飾語がどの部分をくわしくしているかを考える場合
→「桜の」は「何の」を表す修飾語です。「桜の」をほかの部分と続けて読んで、意味が通る部分がどこかを探します。
・桜の 花が ……○(意味が通る)
・桜の とても ……×
・桜の 美しい ……×
≪答え≫「桜の」は「花が」をくわしくしている。
修飾語が、はなれた部分をくわしくしていることもあります。
[例]白い飛行機雲が、まっすぐに空にのびている。
→「まっすぐに」は、「どのように」を表す修飾語です。「まっすぐに」がくわしくしている部分を考えてみましょう。
・まっすぐに 空に ……×
・まっすぐに のびている ……○(意味が通る)
≪答え≫「まっすぐに」はどのように「のびている」かをくわしくしている。
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