- 入学準備
新一年生に必要な学用品は?
一覧と準備の時期、負担軽減方法を紹介

新一年生に必要な学用品は?一覧と準備の時期、負担軽減方法を紹介
新一年生になるお子さまをもつおうちのかたにとって、学用品の準備は重要なタスクのひとつです。何をいつごろから準備すればいいか、早めに知りたい方も多いでしょう。
この記事では、入学までにそろえておきたい学用品のリストと選び方のほか、学用品の準備を始めるのに適した時期について解説します。学用品の準備と並行して進めたい学習の準備として「進研ゼミ小学講座」についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
<目次>
【カテゴリ別】小学校入学までに準備する学用品リストと選び方
小学校入学までにそろえておきたい学用品は、大きく4つのカテゴリに分かれます。ここでは、カテゴリごとに必要なアイテムをリスト形式で紹介し、各アイテムの選定ポイントについても解説します。
■小学校入学までに準備する学用品リスト
学用品カテゴリ | 品目 | |
---|---|---|
カバン類 | ランドセル | |
手提げ袋(サブバッグ)、上履き袋、体操服袋、体育館シューズ入れ | ||
文房具 | 筆記用具 | 筆箱 |
鉛筆(2B指定が多い)、赤鉛筆 | ||
消しゴム | ||
下敷き | ||
定規 | ||
鉛筆削り | ||
ネームペン(油性) | ||
ノート類 | 各教科ノート(国語、算数など)、連絡帳、自由帳 | |
描画材 | 色鉛筆、クレヨン | |
はさみ、のり | ||
衣類・履物 | 上履き、体育館シューズ | |
体操服(上下)、赤白帽 | ||
その他 | 防災頭巾 | |
ハンカチ、ティッシュ |
カバン類
カバン類は、ランドセル、手提げ袋(サブバッグ)、上履き袋、体操服袋、体育館シューズ入れなどの準備が必要です。
中でもランドセルは、お子さまの「1年生になるんだ」という意識を育み、やる気を向上させてくれるアイテムです。人気のものは早々に売り切れてしまうことも多いため、早めに検討をスタートしましょう。
毎日使うお子さまの好みを尊重することが大切ですが、6年間使うことを考えると、強度や重さも重視したいところです。おうちのかたの意見を押し付けないよう注意しながら、親子でじっくり話し合って決めましょう。
図書館で借りた本や制作物などを入れるサブバッグ、上履き袋、体操服入れ、体育館シューズ入れは、学校で指定や仕様が決められている場合があるため、入学説明会で確認してから購入するのがおすすめです。指定がなければ、お子さまが使いやすいものを選びましょう。
文房具
入学時に必要な文房具は、上記の表のとおり多岐に渡ります。
鉛筆や消しゴム、ノートなどの消耗品は多めに購入しておきたくなりますが、推奨される鉛筆の濃さやノートのマス目は学習が進むにつれて変わるため、先回りしすぎると無駄になることも。ストックは必要最低限にとどめ、都度買い足しましょう。
なお、1年生が最初に使うノート類はまとめて配布されることも多いため、学校説明会で確認してからの購入が無難です。
衣類・履物
小学校生活に必要な衣類や履物には、上履き、体育館シューズ、体操服(上下)、赤白帽などがあります。これらは学校指定のものが多く、指定された店舗や販売会で購入するケースが一般的です。学校説明会で案内された購入方法やサイズ情報をよく見て試着をし、履き心地や着脱のしやすさを確認してから購入しましょう。
体操服は洗い替え用として最低でも2セットあると、運動会前など頻繁に着用する時期も安心です。
その他
学用品以外に、防災頭巾やハンカチ・ティッシュも必要なアイテムです。
防災頭巾については、地域によって学校から配布される場合と、各家庭で準備する場合があります。学校説明会での説明をよく聞き、準備を進めましょう。
毎日使うハンカチやティッシュは消耗が早いため、ストックを多めに用意しておくと安心です。
学用品の準備が整ったら、学習の先取りにもトライしてみてはいかがでしょうか。「進研ゼミ小学講座」の「チャレンジタッチ」なら、専用タブレットで楽しみながら新1年生で学ぶ内容を理解できます。効果的な先取り学習で、学校生活に臨むお子さまの自信を高めましょう。
学用品の準備を始める時期
学用品の準備は、計画的に進めることが漏れを防ぐポイントです。余裕をもって準備を始めるために、入学前年からの大まかなスケジュールを把握しておきましょう。
■入学前年のスケジュール
時期 | イベント |
---|---|
入学前年の夏~入学前 | ランドセルの選定・購入 |
入学前年の10月頃 | 就学時健康診断 |
入学する年の1〜2月 | 学校説明会 |
入学前年の夏~入学前:ランドセルの選定・購入
ランドセルは、年々購入時期が早まっており、特に人気モデルは夏前には品薄になることもあります。デザインや色、機能性を比較しながら、早めに購入を済ませておくのが理想的です。
入学前年の10月頃:就学時健康診断
就学時健康診断では、予防接種歴の確認や心身の健康状態のチェック、先生との面談などが行われます。空き時間には校内を見学できることが多いため、サブバッグの大きさや柄、ロッカーのサイズ感などをチェックして、学用品の準備に役立てましょう。
入学する年の1~2月:学校説明会
学校説明会では、学用品や制服、体操服などの指定について詳しい説明があります。そのため、ここで初めて学用品の購入リストが確定するケースも少なくありません。説明会後にリストを確認し、必要なものをそろえていくのが効率的です。
学校説明会で確認したいこと
入学前に開催される学校説明会は、入学後の生活や準備について説明を受ける機会です。必要な学用品についても説明があるため、できるだけ出席しましょう。
学校説明会で必ず確認したいことは、下記のとおりです。
<学校説明会で確認したいこと>
- 学校指定の学用品の有無
- キャラクターものの学用品の使用可否
学校指定の学用品の有無
学校によっては、体操服、上履き、通学用のバッグなどが指定されている場合があります。学用品ごとに指定の有無をチェックし、指定があれば購入時期や注文方法、価格なども確認しましょう。
また、「鉛筆は2B」「はさみは先が丸く、ケースがついたもの」など、文房具について細かなルールがあることもあります。説明がない場合は、説明会の最後に設けられている質疑応答の場で質問することをおすすめします。
キャラクターものの学用品の使用可否
キャラクターアイテムについては、学校によって使用の可否が分かれます。
「全面にキャラクターが描かれているものは不可」「ワンポイント程度であれば可」など、細かい基準を設けている学校もあります。学校説明会で学校の方針を確認して、買い直しを避けるようにしましょう。
学用品準備の費用負担を軽減する方法
入学準備にかかる費用は、平均して約8万円といわれています。しかし、一般社団法人日本鞄協会 ランドセル工業会の調査「ランドセル購入に関する調査 2025年」(2025年)によると、ランドセルの平均購入価格は約6万円(で、購入する物の種類によっては大幅に予算を超過することも考えられます。
ここでは、お子さまの意欲を削ぐことなく、費用を抑えて必要な学用品をそろえる方法を2つご紹介します。
<学用品準備の費用負担を軽減する方法>
- おさがりをもらう
- バザーやフリーマーケットを活用する
おさがりをもらう
親戚や、同じ学校に通うお子さまを持つ近所の方などから、おさがりをもらえる場合があります。特に体操着や上履きなどは、購入しても着用しないうちに小さくなることが珍しくありません。多く用意しすぎたり、使わなかったりした学用品をもらってほしいといわれた場合には、上手に活用しましょう。
バザーやフリーマーケットを活用する
中古品や手作り品に抵抗がなければ、地域で開催されるバザーやフリーマーケットで袋物や文房具を調達するのも手です。市販のものより安価で購入できるため、お子さまといっしょにのぞいてみてはいかがでしょうか。
学用品の準備と並行して進めたい学習の準備には「進研ゼミ小学講座」が最適
学用品の準備とあわせて秋ごろから進めたいのが、生活習慣や学習習慣の土台づくりです。
毎日短時間でも机に向かう習慣や、ひらがなの読み書きなどは短期間では身につきません。早い時期からご家庭で準備を進め、安心して入学を迎えられるようにしましょう。
「進研ゼミ小学講座」は、入学前年の夏からスタートでき、学習習慣の定着に最適です。赤ペン先生のほめ・はげましで、お子さまのやる気を引き出しましょう。
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