- 入学準備
小学校の入学準備で必要な文房具は?
選び方や注意点も解説

お子さまの小学校入学を控える保護者の方にとって、「文房具をいつ、何から準備すればいいのか」と迷う場面は多いかもしれません。実は、必要なアイテムは学校によって異なることもあり、早めに買いそろえてしまうと使わずに無駄になるケースもあります。
この記事では、入学前にそろえておきたい基本の文房具リストをはじめ、準備のタイミングや選び方のポイントについてわかりやすく解説します。入学準備をスムーズに進めるためのチェックリストとして、ぜひお役立てください。
<目次>
文房具はいつ買うのが正解?
文房具の購入は、小学校の入学説明会を受けてからが基本です。多くの学校では、1~2月頃に行われる説明会で文房具のリストが配布され、学校指定の有無や必要な数量、購入時の注意点などが伝えられます。
入学説明会前にそろえてしまうと買い直すことになりかねないため、焦らず説明会を待つようにしましょう。
購入先は文房具専門店だけでなく、100円ショップやオンラインストアなどもあります。あらかじめ商品を比較・確認すると、無駄のない買い物につながります。
また、文房具の準備と並行して、家庭学習の環境も整えておくのがおすすめです。例えば「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」なら、アニメーションや動画を活用した学習設計で、小学1年生のお子さまでも一人で楽しく学べる仕組みが整っています。
小学校の入学準備でそろえるべき基本の文房具リスト
小学校の入学準備をする際には、基本の文房具がそろっている「入学準備セット」よりも、個別に選んだ方が学校指定に合わせやすく、コストを抑えられる場合もあります。セットと個別購入のどちらがよいかは、入学説明会で配布されるリストを確認して判断すると安心です。
また、キャラクター付き文房具は使用を控えるよう指示されることもあるため、事前に確認したほうがいいでしょう。
<小学校入学で準備する主な文房具>
- 鉛筆
- 赤鉛筆・青鉛筆
- 鉛筆削り
- 消しゴム
- 筆箱
- ノート
- 下敷き
- 定規
- はさみ
- のり
- 色鉛筆・クーピー
- オイルパステル ・クレヨン
- 粘土、ケース、へラ、粘土板
- お道具箱
鉛筆
小学1年生はまだ文字を書き慣れていないため、芯がやわらかく滑らかに書ける2BまたはBが基本です。初めは単品で数本用意するか、12本入りの1ダースのみ用意し、書きやすさを確認してから追加購入すると安心です。
消しゴムで消しやすいタイプや、名前が印字された名入れ鉛筆も人気ですが、鉛筆の硬度やデザインを指定している学校もあるため、入学説明会での案内を確認してから購入するほうがいいでしょう。
赤鉛筆・青鉛筆
学校によっては、赤鉛筆や青鉛筆、または2つが1本になった赤青鉛筆を用意するよう指示されることがあります。赤は丸つけ、青は直しや記入などに使われることが多く、授業でも活躍します。
赤青鉛筆には比率が半々のものと、赤が多め(7:3)のものがあるため、使用頻度に応じて選ぶとよいでしょう。最初は単品で買って、様子を見るのもおすすめです。
鉛筆削り
鉛筆削りは、電動と手動の2タイプがあります。毎日使うものなので、手軽で削りやすい電動式を選ぶご家庭も多いでしょう。最近ではシンプルでおしゃれなデザインのものもあり、インテリアになじむ商品を選ぶ人もいます。
消しゴム
消しゴムは2B鉛筆の濃い線もきれいに消せるタイプを選ぶと、お子さまも扱いやすく便利です。使いやすさは商品によって異なるため、まず単品で試してみるのもいいでしょう。カラフルなものやキャラクター付き、におい付きのものもありますが、学校によっては禁止されていることもあるため注意が必要です。
筆箱
筆箱は片開きタイプで、鉛筆や定規を整理しやすい箱形が主流です。小学1年生ではマグネット開閉式の筆箱が扱いやすいでしょう。収納力やカラーもさまざまなので、お子さまといっしょに選ぶのもおすすめです。ただし、学校によっては派手な装飾や機能付きのものは避けるよう案内される場合もあります。
ノート
ノートはカラーや形、サイズも豊富ですが、基本はA4サイズを指定されることがほとんどです。ただし、ノートは学校でまとめて準備されることもあるため、入学説明会まで購入は待ちましょう。
下敷き
下敷きには無地からキャラクター付きまで豊富なデザインがあります。お子さまが気に入るものを選べば学習意欲につながることもありますが、学校によってはキャラクター禁止の方針もあるため、事前にルールを確認しておきましょう。
定規
定規は15~30cmのものがあり、学校から長さを指定される場合もあります。壊れやすいアイテムでもあるため、高価なものよりも、使いやすくて買い替えやすいものを選ぶのがおすすめです。
はさみ
小学1年生でも安全に使える「先が丸い」タイプが基本です。利き手に合わせて、右利き用・左利き用が販売されているので、お子さまに合ったものを選びましょう。持ち運びに便利なケース付きのタイプもおすすめです。
のり
液体のり、もしくはスティックのりが一般的です。スティックのりは細すぎると折れやすいため、太めのタイプが扱いやすいでしょう。蓋がしっかり閉まるかどうかもチェックポイントです。
色鉛筆・クーピー
色鉛筆は、赤鉛筆や青鉛筆とは別に、12色入りを用意し、絵や図工の授業などで使用します。学校によってはクーピーを指定される場合もあります。学校から1本ずつ名前をつけるよう指定される場合があるため、名前シールの準備もしておきましょう。
オイルパステル・クレヨン
オイルパステル、またはクレヨンを指定される学校もあり、多くの場合、どちらも12色前後の基本セットをすすめられます。指定されない場合はしっかりフタが閉まるものを選ぶと、紛失防止にもなります。色鉛筆同様、1本ずつ名前を入れるよう指定される学校がほとんどです。
粘土、ケース、へラ、粘土板
粘土は油粘土・紙粘土のどちらかが指定されることが多いでしょう。粘土板やケース、へラなどが一式そろったセットも販売されているので便利です。必ず学校指定の種類を確認してからそろえるようにしてください。
お道具箱
お道具箱は図工や学習で使うアイテムをまとめて収納する箱で、仕切り付きで整理しやすいものや、持ち手付きで持ち運びやすいタイプが便利です。ただし、学校によってサイズ指定される場合もあるため、入学説明会後の購入が安心です。
入学準備の文房具をそろえる際のポイント
小学校の入学準備をスムーズに進めるには、学校からの案内をもとに、必要なタイミングで、使いやすく実用的な文房具を選ぶことが大切です。下記のポイントを意識すると、無駄なく安心して準備ができます。
<入学準備の文房具をそろえる際のポイント>
- 文房具は入学説明会後から準備する
- 卒園祝いや入学祝いでもらった文房具を確認する
- キャラクターや装飾が多いデザインはNGの場合がある
- まとめ買いではなく、必要になったタイミングで買い足す
- 名入れ用のシールやスタンプなどを準備する
- 保育園や幼稚園で購入したものやお下がりも活用する
文房具は入学説明会後から準備する
1月~2月ごろに行われる入学説明会で、学校ごとの持ち物リストや指定ルールが配布されます。指定と異なるものを買ってしまうと、買い直しが必要になることもあるため、説明会の後にそろえるのが安心です。
卒園祝いや入学祝いでもらった文房具を確認する
幼稚園や保育園の卒園祝いや、親戚からの入学祝いなどでプレゼントとして文房具をもらう機会もあります。内容によっては入学準備に活用できるため、もらったもので使えるものがないか確認してから、ほかの文房具を購入するのも1つの方法です。
キャラクターや装飾が多いデザインはNGの場合がある
学校によっては、キャラクター付きや派手なデザインの文房具は使用を控えるよう指示されることがあります。シンプルな色や形のものを選ぶと安心です。
まとめ買いではなく、必要になったタイミングで買い足す
文房具はまとめて購入するよりも、必要に応じて少しずつ買い足すスタイルがおすすめです。特に鉛筆や消しゴムなどの消耗品は、実際に使ってみてからお子さまに合うものを買い足すようにすると、無駄がなくなるでしょう。
名入れ用のシールやスタンプなどを準備する
鉛筆や色鉛筆、クレヨンなど、小さな文房具には名前を一つひとつ記入する必要があります。名入れ用のシールやスタンプを準備すると便利です。学校で指定がなければ、名入れ済みのアイテムを活用するのもおすすめです。
保育園や幼稚園で購入したものやお下がりも活用する
文房具は保育園や幼稚園で使っていたものや、ごきょうだいからのお下がりを活用できる場合もあります。再利用できるものを確認すれば、費用を抑えて効率良く準備できます。
小学校の入学準備の際は、文房具とともに家庭学習教材も準備しよう
文房具をそろえることに加えて、入学前後のタイミングで家庭学習の環境を整えておくことも大切です。小学校では学習のペースや授業の雰囲気が保育園・幼稚園と大きく変わるため、お子さまが安心して学べるよう、家庭での予習や復習の習慣づけを早めに始めておくようにしましょう。
例えば、「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」なら、アニメーションや音声ナビでわかりやすいのが特長です。1日7分からの学習設計で、小学1年生からでも一人で学習できます。
なお、2025年9月より、「選べるおなまえシールキャンペーン」を実施します。応募対象は0~18歳のお子さまの保護者のかたで、ごきょうだい3名様分まで3つのデザインからお好きなおなまえシールを無料プレゼント。ぜひ、入学準備の文房具に貼る名入れ用シールとしてお役立てください(2025年度8月時点)。
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