- 入学準備
小学校入学前の親の不安を解消!
よくある5つの不安と解決方法

小学校入学は、お子さまの成長を実感できる一大イベントです。しかし、学校生活や人間関係への適応、学習面などに不安を感じるおうちのかたも多いのではないでしょうか。
安心してお子さまを新生活へ送り出すには、不安を解消する方法を見つけ、早めに対策することが大切です。
この記事では、小学校入学前のお子さまを持つおうちのかたが抱えやすい5つの不安と、それぞれの解決方法を紹介します。学習の遅れに対する不安の解決方法として「進研ゼミ小学講座」も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
親が直面する「5つの不安」と具体的な懸念点
小学校入学を前に、漠然とした不安を抱える保護者の方は多くいます。
ここでは、特に感じやすい5つの代表的な不安と、それぞれの具体的な懸念点について解説します。
<親が直面する5つの不安>
- 友達と上手に付き合えるか
- 安全に登下校できるか
- 勉強についていけるか
- 新しい生活リズムに順応できるか
- 小1の壁を乗り越えられるか
友達と上手に付き合えるか
友達との関係をうまく築けるかどうかは、大きな不安要素のひとつです。
小学校入学後のお子さまは、おうちのかたの目の届かない環境で新しい友達と出会い、これまでとは違う人間関係を築いていきます。「おとなしい」「流されがち」など、お子さまの性質をよく知っているおうちのかただからこそ心配になることは多いでしょう。
安全に登下校できるか
入学後、すぐにお子さまだけの登下校が始まり、保護者が関わらなくなることを不安に思うおうちのかたも多くいます。
通学路に慣れるまで集団で登下校をする学校もありますが、交通事故に遭わないか、不審者に声をかけられないか、犯罪に巻き込まれないかといった心配は尽きません。
勉強についていけるか
学習の土台を固める1年生でのつまずきは、ほとんどのおうちのかたが不安に思う点です。
1年生になると、ひらがな・カタカナの読み書き、簡単な文章の音読、数の大小の理解などから本格的な勉強がスタートします。入学前に文字の読み書きが不十分だったり、机に向かう習慣がなかったりすると、周りのペースについていけないのではと心配になることが多いでしょう。
生活リズムの違いに順応できるか
園と小学校との生活リズムの違いを不安視する方も多いでしょう。
例えば、小学1年生の平均起床時間は午前6時半です。これは、多くの幼児の平均的な起床時間である午前7時以降より30分以上早くなります。朝型の生活に慣れていないと、学習効率が落ちたり、体調を崩したりするかもしれません。
また、幼稚園や保育園は遊びが中心で比較的自由ですが、小学校では時間割通りに進める学習が中心で、ルールに沿った集団行動が求められます。こうした違いになじめるか、懸念するおうちのかたは少なくありません。
小1の壁を乗り越えられるか
お子さまの入学を機に仕事と育児の両立が難しくなる「小1の壁」は、働きながら子育てをするおうちのかたの大きな悩みです。
保育園の延長保育に比べて学童の預かり時間は短く、仕事の時間調整などでおうちのかたのライフプランに影響を及ぼす可能性があるためです。職場の環境や制度の充実度によっては、保護者のキャリアが中断することも珍しくありません。
5つの不安を解消する方法
ここまでに紹介した5つの不安は、決して特別なものではなく、多くの保護者に共通するごく自然な感情です。大切なのは、不安の正体を知り、それぞれに適した解決法を見つけること。お子さまの適応力を信じてサポートする姿勢が、おうちのかた自身の安心にもつながります。
ここでは、5つの不安を解消するための具体的な方法を紹介します。
<5つの不安を解消する方法>
- 子どもの自信を育む
- 一緒に通学路を歩き、身の守り方を教える
- 自宅で学習の基盤を作る
- 生活リズムにあわせて仕組みを作る
- 家族で話し合う
子どもの自信を育む
小学校という新しい環境で、初めて会う仲間たちとスムーズに人間関係を築くには、お子さまの自信が重要です。
「〇〇するともっといいよ」「あなたならできるよ」といったポジティブな声がけで自信を育んだお子さまは、友達にも同じように肯定的な言葉で接するようになり、自然と良い関係を築くことができます。
一緒に通学路を歩き、身の守り方を教える
通学路に潜む危険にお子さま自身が気づけるよう、登下校の時間を狙って一緒に通学路を歩いてみましょう。
お子さまと一緒に歩くことで目線が変わり、これまで見落としていた危険に気づけるかもしれません。
確認するポイントは、歩道の有無、道路の幅、交通量、信号のない交差点の有無などです。危険な場所では注意喚起をし、正しい交通ルールをしっかり伝えましょう。
行きと帰りでは見える景色が違うため、必ず同じ道を通って同じ注意喚起をすることが大切です。
自宅で学習の基盤を作る
勉強への不安は、入学前から学習習慣を身につけ、学びに対する抵抗をなくす方法が有用です。
無理に先取り学習をする必要はありませんが、ひらがなの読み書きや数字の理解といった基礎的な力をつけておくと、入学後の学習をスムーズにスタートできます。
また、家庭でできる学習の基盤づくりとしておすすめなのが、「進研ゼミ小学講座」です。
「進研ゼミ小学講座」は、1回7分の短時間で完結する設計になっており、勉強を始めたばかりのお子さまも飽きずに取り組めます。努力を褒めて伸ばす仕組みや、キャラクターとのやりとりを通じて、楽しみながら学習習慣を身につけられるのも魅力です。
「勉強って楽しい」と思える経験を積み重ね、小学校の勉強に向けて弾みをつけましょう。
生活リズムにあわせて仕組みをつくる
生活習慣の変化への不安は、お子さまのための仕組みを作ることで解消できます。
まずは、早寝早起きの習慣化に向け、就寝時間を早めましょう。「好きなキャラクターのパジャマを用意する」「本を1冊読んであげる」など、お子さまが「早くベッドに入りたい」と思うような工夫が有効です。
さらに、毎日やるべきことをチェックリスト化して貼り、やるべきことを時間通りにこなせるよう促します。
例えば、以下のようなリストです。
<毎日やるべきことリストの例>
- れんらくちょうとプリントを出す
- しゅくだいをする
- あしたのじゅんびをする(えんぴつをけずる、きょうかしょとノートをそろえる)
家族で話し合う
「小1の壁」を乗り越えるために重要なのは、家族との話し合いです。
例えば放課後の過ごし方なら、迎えに行く日を家族で決めたり、習い事を入れたりすることで調整できるかもしれません。民間学童やファミリーサポートセンター、児童館などを活用する方法もあります。
当事者であるお子さまの意見も聞きながら、家族にとって最善の方法を見つけましょう。
就学前の不安を解消し、新生活に備えよう
お子さまの小学校入学を控えて、子育ての手が少しずつ離れていくのを喜ばしく感じる反面、目が行き届かなくなることに不安や焦りを感じるおうちのかたも多くいます。しかし、過剰な不安はお子さまに伝わってしまうため、やみくもに心配するのではなく、不安への対処法を知って備えましょう。
学習面に不安がある場合は、お子さまが楽しみながら基礎的な学力や学習習慣を身につけられる教材の導入を検討してはいかがでしょうか。「進研ゼミ小学講座」には、お子さまのやる気を引き出す工夫が随所にちりばめられており、入学準備としても効果的です。
入会いただいた時期に応じて、入学準備特典教材を追加受講費0円でお届けしていますので、早期開始もぜひご検討ください。お子さまもおうちのかたも前向きな気持ちで新生活を迎えられるよう、今できる準備を少しずつ始めていきましょう。
- ここでご紹介している教材・サービスは2022年1月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。