- 学習法
漢字はタブレット学習で対策!
小学生向け漢検対策も可能な教材を解説

小学生の漢字学習では、「書いて覚えるのが苦手」「ドリルが続かない」といった悩みを抱える子どもも少なくありません。こうした中で、楽しく継続できる学習法として注目されているのが「タブレット学習」です。
この記事では、タブレットを使った漢字学習のメリットや特徴、学習効果に加え、漢字検定の対策にも役立つ教材を解説します。「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」などの特長も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
<目次>
なぜ今、漢字のタブレット学習が注目されているの?
小学校でタブレットを活用した漢字学習に注目が集まっている背景には、児童1人に1台の端末を整備する「GIGAスクール構想」や、ICTを取り入れた授業の普及があります。2024年度には英語のデジタル教科書が本格導入され、国語でもタブレットの活用が広がりつつあります。
タブレット学習では、漢字や書き順をアニメーションで確認でき、視覚と聴覚に働きかけながら学ぶことが可能です。さらに「進研ゼミ小学講座」の「チャレンジタッチ」では、「AI国語算数トレーニング」や「小学生漢字まるごとアプリ」が搭載されており、つまずいた内容は学年をさかのぼって学び直せます。このように自分のペースで無理なく漢字学習を進めやすいのもタブレット学習の魅力です。
漢字が苦手でも楽しく学べる!タブレット学習ならではのメリット
タブレット学習のメリットは、漢字が苦手なお子さまでも楽しく学べる点にあります。下記のように、タッチペンで書き順のチェックができるほか、ゲーム要素など紙の教材にはない工夫も充実しています。
<タブレット学習ならではのメリット>
- タッチペンで書いて学べる
- ゲーム感覚で取り組める
- 自動採点機能でモチベーションを維持できる
- 子どものペースや理解度に合わせて進められる
- 教育費用を抑えられる
タッチペンで書いて学べる
タブレット学習のメリットのひとつに、タッチペンを使って画面上に漢字を書くことができるという点があります。漢字は「書いて覚える」ことが基本ですが、タッチペンを使えば紙と同じように書く練習が可能です。
タッチペンであれば、筆圧や鉛筆の持ち方など、書く力の基礎も自然と身につきます。低学年からタッチペンに慣れておくと、漢字学習でもスムーズに取り組みやすくなります。
ゲーム感覚で取り組める
漢字のタブレット教材にはアニメーションやキャラクター演出、ミニゲームなどが取り入れられており、学習への抵抗感を和らげるメリットがあります。ステージ制になっていたり、ポイントがもらえたりするなど、楽しみながら取り組める要素が多く、お子さまの「ただの反復練習はつまらない」「集中力が続かない」といった悩みの解消にもつながります。
自動採点機能でモチベーションを維持できる
タブレットには自動採点機能が搭載されており、書いた漢字が正確かどうかをすぐに確認できるメリットもあります。「とめ・はね・はらい」まで細かくチェックでき、間違いをその場で修正できるため、リアルタイムのフィードバックが達成感につながり、学習への意欲を高める効果もあります。
例えば「チャレンジタッチ」では、間違えた問題を解き直させる「W解き直しシステム」機能があり、間違えた問題は忘れたころにもう一度出題されるので、確実な定着を促せるのが特長です。
子どものペースや理解度に合わせて進められる
タブレット学習は、お子さま一人ひとりの理解度や学習ペースに合わせて進められるメリットがあります。教材によってはAIが過去の学習データを分析し、得意・不得意を把握したうえで、お子さまに合った内容やレベルを提案してくれます。
「小中学校におけるタブレットPCの学習者の行動に与える影響」という論文によると、タブレット学習をしている子は「自分にあった方法やスピードで勉強できるため、集中して取り組むことができていると感じている」という研究報告があがっています。学校や塾のように一律の進度に合わせる必要がなく、自宅で自分のペースで取り組めるので、精神的な負担も少なく、学習習慣の定着にもつながるでしょう。
教育費用を抑えられる
タブレット教材は、受講する教科や内容によって異なりますが、月3,000~1万円台で利用できるものが多く、家庭の予算に応じて選びやすいのが特長です。
ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査 2017」によると、小学生の教育費は、月あたり平均1万5,300円(学校でかかる費用は除く)となっています。習い事を複数掛け持ちする家庭では、さらに負担は増えるでしょう。
その点、「チャレンジタッチ」なら、国語、算数、理科、社会、英語、プログラミングなどの多様な教科を月々3,000~7,000円台で利用できます。専用のタブレットもセットになっているため、家庭に子ども用タブレットがなくても、手軽に学習を始められるメリットもあります。
「進研ゼミ小学講座」の「チャレンジタッチ」による漢字のタブレット学習の特徴
タブレット教材の中でもおすすめなのが、「進研ゼミ小学講座」の「チャレンジタッチ」です。主要5教科やプログラミングに対応しているのはもちろん、漢字学習にも特化しており、教科書に準拠した内容で段階的に学べます。ここでは、チャレンジタッチによる漢字学習の特長をご紹介します。
<「チャレンジタッチ」の漢字学習の特長>
- 学年ごとの漢字学習カリキュラムになっている
- 書き順・読み方・意味まで一貫して学べる
- 漢検対策もできる
- 努力賞ポイントで学習意欲を維持できる
学年ごとの漢字学習カリキュラムになっている
「チャレンジタッチ」では、教科書に沿ったカリキュラムで、学年に応じた漢字を段階的に学べるよう設計されています。「今月の漢字」では、毎月違う楽しい演出で必要な漢字を効率良く勉強できます。
また、学年を超えた先取り学習や復習にも対応しており、理解度に合わせた柔軟な取り組みが可能です。
書き順・読み方・意味まで一貫して学べる
「チャレンジタッチ」では書くだけでなく、読み方や意味まで含めて総合的に学べるのが特長です。
専用アプリ「小学生漢字まるごとアプリ」では、「なぞり書き」「写し書き」「自分で書く」の3ステップを通じて、正しい書き方を自然に習得できます。AIによる自動判定で「とめ・はね・はらい」もチェックされ、間違いにもすぐに気づけます。
漢検対策もできる
「チャレンジタッチ」では、通常の学習に加えて、漢字検定(漢検)対策にも取り組むことができます。「AI国語算数トレーニング」を活用すれば、学年に関係なく漢検10級~2級相当までの学習が可能です。普段の漢字学習に物足りなさを感じているお子さまにもおすすめです。
また、「チャレンジタッチ」では「検定合格応援キャンペーン」として所定の条件を満たして合格すれば、検定料全額を受講料から割引される特典もあり、サポート体制も充実しています(2025年度7月時点)。
「漢検」および「漢字検定」は、公益財団法人 日本漢字能力検定協会の商標です。
努力賞ポイントで学習意欲を維持できる
「チャレンジタッチ」には、学習の継続を後押しする「努力賞ポイント」という制度があります。これは、「赤ペン先生の記述力指導」や「実力診断テスト」の提出、毎月の学習の取り組みに応じてポイントが貯まる仕組みです。
貯まったポイントは文房具や時計などのプレゼントに交換でき、学習のモチベーション維持にも役立ちます。
タブレットで漢字を学習する際の注意点
タブレット学習は便利で効果的な方法ですが、使い方を誤るとお子さまの健康や学習習慣に悪影響を与えることもあります。適切な使い方を意識し、家庭でのサポートをすることが大切です。
ここでは、タブレットで漢字を学ぶ際に保護者が特に気をつけたいポイントを2つご紹介します。
<タブレットで漢字を学習する際の注意点>
- 長時間の使用は避ける
- 指ではなくタッチペンで書くようにする
長時間の使用は避ける
タブレットを長時間使用すると、目の疲れや姿勢の崩れといった身体の負担が生じやすくなります。特に成長期のお子さまの場合、視力や骨格の発達に影響を及ぼす可能性があるため、使用時間には十分な配慮が必要です。
タブレット学習の間はこまめに休憩を取る習慣をつけ、画面との距離や明るさなどに注意しましょう。
指ではなくタッチペンで書くようにする
タブレットで漢字を書く際は、できるだけ指ではなくタッチペンを使うことがおすすめです。指でも書ける教材はありますが、「とめ・はね・はらい」や筆圧の調整といった書き方の基本を習得するには、タッチペンのほうが適しています。
低学年のうちからタッチペンに慣れておくと、鉛筆の持ち方や筆の運び方も自然と身につきます。反対に、指での書き方が習慣化すると、修正するのが難しくなることもあるので注意しましょう。
漢字はタブレット学習で楽しく学ぼう!
小学生は6年間で1,000字以上の漢字を学ぶ必要があり、日々の積み重ねがとても大切です。とはいえ、「苦手」「続かない」と感じるお子さまも多く、家庭での学習方法に悩む保護者の方も少なくありません。
「チャレンジタッチ」のような教材を活用すれば、漢字に苦手意識のあるお子さまでも取り組みやすく、家庭学習の質と効率を高めることができます。また、学習計画の自動作成から個別サポートまで、家庭学習をスムーズに進めるための仕組みがオールインワンでそろっています。「チャレンジタッチ」で、お子さまの学びの可能性を広げましょう。
- ここでご紹介している教材・サービスは2022年1月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。