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小学校の時間割はどうなっている?
1日の流れや学年別の違いを解説

小学校の時間割

「小学生になると、どんな時間割で1日が進むの?」「何時に登校して、どんな教科を学ぶの?」など、学校生活の流れが気になる保護者のかたも多いのではないでしょうか。小学校の時間割は、進学とともに授業数や学ぶ教科が増加します。
この記事では、小学校の基本的な時間割や1日の流れ、学年別の違いなどをわかりやすく解説。入学前に知っておくと、ご家庭での生活リズムづくりや学習サポートに役立てられます。

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小学校の基本的な時間割と1日の流れ

小学校の時間割は、「学校教育法施行規則」や文部科学省が定める「学習指導要領」をもとに、各学校で編成されています。授業は1コマ45分が基本で、登校時間は8時から8時20分頃に設定されている学校が多いようです。

学校により異なりますが、一般的に午前中は4時間の授業が行われ、12時過ぎから給食の時間となります。その後、掃除や昼休みを経て午後の授業が行われ、下校時刻を迎えます。なお、1年生のうちは下校時刻が早めに設定されており、授業終了の目安は、4時間授業の日は12時頃、5時間授業の日は14時~14時30分頃です。

■小学校の一般的な1日の流れ

時間帯 内容
8時~8時20分頃 登校
8時20分~12時頃 午前中の授業
12時~13時頃 給食
13時~15時30分頃 午後の授業と下校

小学生の1日のスケジュールについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。
小学生の1日のスケジュールから考える学力定着と家庭学習のヒント

小学校への入学とともに、お子さまの生活リズムは大きく変化します。入学前から「早寝・早起き・朝ごはん」の習慣を意識すると、学校生活になじみやすくなるでしょう。ご家庭での学習においては、入学準備段階から教材がそろっている「進研ゼミ小学講座」を取り入れるのがおすすめです。短時間で楽しく取り組める仕組みになっており、お子さまの学習習慣づくりに役立ちます。

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学年別の小学校の標準的な授業コマ数と週当たりのコマ数の特徴

小学校学年別 標準的な授業時数 週当たりのコマ数

学年別の小学校の標準的な授業コマ数は、文部科学省の「学習指導要領(平成29年告示)」によって下表のように定められています。1年生が850コマ、2年生が910コマ、3年生が980コマ、4年生から6年生までは1015コマとなっており、進学とともに学ぶ教科や授業コマ数が増加するのが特徴です。

■学年・教科別の授業コマ数(標準)

区分 1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生
各教科の
授業時数
国語 306 315 245 245 175 175
社会 70 90 100 105
算数 136 175 175 175 175 175
理科 90 105 105 105
生活 102 105
音楽 68 70 60 60 50 50
図画工作 68 70 60 60 50 50
家庭 60 55
体育 102 105 105 105 90 90
外国語 70 70
特別の教科である
道徳の授業コマ数
34 35 35 35 35 35
外国語活動の
授業コマ数
35 35
総合的な学習の時間の
授業コマ数
70 70 70 70
特別活動の
授業コマ数
34 35 35 35 35 35
総授業コマ数 850 910 980 1015 1015 1015

ここからは、低学年・中学年・高学年の年次ごとに、時間割の特徴を紹介します。

<小学校の時間割の特徴>

  • 低学年(1~2年生)の時間割の特徴
  • 中学年(3~4年生)の時間割の特徴
  • 高学年(5~6年生)の時間割の特徴

低学年(1~2年生)の時間割の特徴

小学校1~2年生の時間割は、学校生活に慣れ、学ぶ楽しさを感じてもらうことを目的に構成されています。1年生の授業数は週24コマが目安です。入学から間もない時期は、午前中の授業のみで給食がない日もあるため、放課後どのように過ごすかをご家庭で事前に検討するとよいでしょう。

2年生になると週26コマ程度に増え、週の中で6時間授業の日が設けられる場合もあります。下校時刻は、5時間授業なら14時~14時30分頃、6時間授業では15時15分前後が目安です。

低学年のうちは、上級生と比べて体力が十分に備わっていないので、ご家庭ではしっかりと休息時間を確保することが大切になります。そのため、ご家庭での学習は、短時間でも楽しく取り組める教材を通して学ぶ習慣づくりをサポートするのがおすすめです。

1年生の授業内容について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
新小学1年生の学習計画を解説!授業内容と家庭での学び方

中学年(3~4年生)の時間割の特徴

3年生からは「社会」「理科」「外国語活動」「総合的な学習の時間」などの新しい教科が加わり、学習内容の幅が一気に広がります。授業コマ数は週28コマ前後となり、学習時間も増加。4年生ではクラブ活動が始まったり、週29コマ程度に増えたりする学校もあります。

中学年においては、学ぶ教科や授業数の増加に伴い、お子さまへの負担も増えがちです。そのため、学びの楽しさをどう維持するか、ご家庭での学習方法も工夫が必要になります。保護者のかたは、お子さまが1日の学習をやり通せた達成感で終えられるようサポートしてあげましょう。予習・復習をバランスよく取り入れると理解が深まり、学校の授業にも自信をもてるようになります。

3年生以降の外国語活動など英語教育について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
小学校では英語教育が必修!家庭学習におすすめの教材を紹介

高学年(5~6年生)の時間割の特徴

5年生になると、新たに「家庭科」が始まり、3~4年生で「外国語活動」として学んでいた英語が教科としての「外国語」に変わります。6年生は、5年生と学ぶ教科などに大きな違いはありませんが、内容の難度が上がり、授業の進度も速くなります。

高学年では学習内容が一段と広がるとともに、委員会活動や学校行事での役割も増え、1日が忙しくなりがちです。そのため、お子さま自身が自分の予定を把握し、学習・休息・活動のバランスを取る力を養うことが大切になります。ご家庭では学習だけでなく、日々のスケジュール管理をお子さまと一緒に確認するなど、主体性を育てるサポートを心掛けましょう。

地域や学校による小学校の時間割の違い

地域や学校による小学校の時間割の違い

小学校の時間割は、「学習指導要領」や「学校教育法施行規則」にもとづく標準が設けられていますが、実際の授業数やコマの割り当ては地域や学校によって異なります。例としては、登下校の時刻、特定教科の授業コマ数、総合的な学習の時間の取り方などです。

また、2020年度から完全実施となった現在の学習指導要領により、3年生以降の年間授業時間が35コマ増加しました。増加した分を平日に振り分ける学校もあれば、夏休み期間を調整する学校もあるなど、対応はさまざまです。そのため、お子さまが入学を予定している学校の登下校の時間や、週あたりの授業数などを事前に確認するとよいでしょう。

一部の小学校では土曜授業もある

現在、多くの小学校は週5日制ですが、2013年の学校教育法施行規則改正により、自治体の判断で土曜授業を行うことが可能になりました。そのため、一部の小学校では隔週や月1回などで土曜授業が行われています。

土曜授業を行う目的は、増加した標準授業コマ数への対応や、地域の特色を生かした学習活動を行うためなど、小学校によってさまざまです。授業参観や地域交流を兼ねるケースもあり、ご家庭や地域と連携した教育の一環として位置づけられています。

前日のうちに翌日の時間割を確認する習慣をつくろう

小学校の時間割 前日のうちに確認する習慣を

入学後は、前日のうちに翌日の時間割を確認する習慣をつくることが大切です。当日の朝になってから準備をすると、慌ただしくなりかねません。

夕食前や宿題を終えた後など、ご家庭でタイミングを決めて、翌日の時間割をお子さまと一緒に確認する習慣をつくるのがおすすめです。前日に準備を済ませておけば、時間に余裕を持って登校できるだけでなく、忘れ物防止にもつながります。朝の時間にゆとりが生まれると、お子さまが落ち着いて朝食を食べたり、身支度をしたりもできるでしょう。

学年で変わる時間割の特徴を把握して、家庭学習のサポートに活かそう

小学校の時間割は、学年によって授業数や学ぶ教科が異なります。そのため、各学年に合わせてご家庭での学習方法にも工夫が必要です。授業で学んだ内容をしっかり定着させるには、ご家庭での復習や予習が欠かせません。

お子さまの学習をサポートするうえでは、「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」を取り入れるのがおすすめです。学年ごとに異なる教科や学習進度に合わせた教材を提供しており、アニメーションや音声を使って学びをサポート。お子さまが楽しく自発的に学習できる設計になっています。よりスムーズに小学校生活をスタートできるよう、ご家庭での学習習慣づくりに「進研ゼミ小学講座」を取り入れてみてください。

  • ここでご紹介している教材・サービスは2025年12月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。
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よくある質問

小学校の基本的な時間割はどのようになっていますか?
小学校の時間割は、学校や学年によって異なります。授業は1コマ45分が基本で、午前中に4時間の授業を行い、給食の時間を挟んで、午後に1~2時間の授業を行う学校が多いようです。1年生の場合、入学から間もない時期は午前中の授業のみで給食がない日もあるため、放課後の過ごし方を検討しておくといいでしょう。
小学校の学年別の時間割にはどのような特徴がありますか?
小学校では、進学とともに学習内容や授業コマ数など時間割が変化します。低学年(1~2年生)では授業コマ数が少なく、生活科など体験的な学びが中心です。中学年(3~4年生)から理科や社会、外国語活動が始まり、高学年(5~6年生)では外国語、家庭科などが増え、学習内容が難しくなる特徴があります。
地域や学校によって小学校の時間割に違いはありますか?
小学校の時間割は、地域や学校によって異なります。標準の授業コマ数は文部科学省の「学習指導要領」で定められているものの、自治体や学校の判断によって授業の編成や登下校時刻などに違いがあるからです。土曜日に授業が行われる学校もあるため、入学前に確認しておくといいでしょう。

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