- 学習法
【小学生の集中力を高めるトレーニング】
親ができるサポートとNG言動

小学生のお子さまが自宅で学習するとき、「すぐに気が散ってしまう」「集中力が続かない」といった様子を見て、ヤキモキしてしまう保護者のかたは多いのではないでしょうか。集中力は、生まれつき決まってしまう能力ではありません。環境や生活習慣、日々の関わり方を見直すと、少しずつ育てていける力です。
この記事では、小学生の集中力が続かない主な原因を整理し、ご家庭で取り入れられる集中力を高めるトレーニング方法や、逆効果となってしまう保護者のかたのNG言動などを紹介します。
また、お子さまの学習習慣を支える方法として、「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」についてもご紹介します。ゲーム感覚で楽しく取り組める仕掛けや、お子さまの理解度に合わせて問題が変わる自動出題など、集中が途切れにくい工夫が多く盛り込まれているため、ご家庭での学習サポートにおすすめです。
<目次>
小学生の集中力が続かない原因
まずはなぜお子さまの集中力が続かないのか、その原因を探ってみましょう。小学生の集中力が続かないときに考えられる原因は、以下のとおりです。
<お子さまの集中力が続かないときに考えられる原因>
- 気が散る環境にいる
- 生活リズムや食生活が乱れている
- 勉強に興味が湧いていない
- 心が落ち着いていない
気が散る環境にいる
小学生の集中力が続かない原因の1つは、勉強する部屋の環境です。勉強中にテレビがついていたり、机の周りにおもちゃやマンガ、スマートフォンなどが置いてあったりすると、注意がそれやすくなります。
また、室内の温度や湿度が適切ではない場合も、不快感から集中力が低下しやすくなります。間取りの都合などで静かな場所の確保が難しい場合でも、勉強の時間だけは騒がしくならないように配慮するなど、保護者のかたのできる範囲で環境を整えることが大切です。
生活リズムや食生活が乱れている
心身の疲れは、集中力低下の大きな原因になります。夜更かしによる睡眠不足になっていないか、習い事や塾が忙しすぎて疲れがたまっていないかなど、お子さまの生活全般を見直してみましょう。
また、食生活の影響も見逃せません。栄養バランスが偏っていたり、朝食を抜いてエネルギー不足になっていたりすると、集中力が続かなくなる可能性があります。
生活習慣や食生活は、心身の状態を支える土台となるため、集中力に影響していないか、日々の様子をあらためて確認してみてください。
集中力を高める栄養管理について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
小学生の栄養管理で集中力と体づくりをサポート!コツを詳しく解説
勉強に興味が湧いていない
そもそも勉強そのものに興味がもてなければ、集中力を保つのは難しくなります。大人であっても、関心のない作業には意識が向きにくいものです。お子さまが苦手な教科や、自分からやりたいと思えない学習に集中できないのは、決して特別なことではありません。
もし、ゲームや工作など、好きなことには夢中で取り組めるのであれば、お子さま自身に集中力そのものは備わっています。勉強に集中できないからといって、すぐに集中力がないと決めつけるのではなく、まずはその気持ちを理解してあげましょう。
心が落ち着いていない
精神的な状態も集中力に大きく影響します。「学校で友達とケンカをした」「親に叱られた」といった出来事が気になり、勉強に手がつかない場合もあるでしょう。また、お子さま自身のことだけでなく、元気のない友達が気がかりで集中できないというケースもあります。
いつもは集中できているお子さまが急に落ち着きをなくしている場合は、無理に集中させようとせず、様子を見守ることが大切です。「何かあったら話してね」と声をかけて安心できる環境を整え、見守る姿勢が、お子さまの気持ちの落ち着きにつながります。
小学生の集中力を高めるトレーニング
ここからは、ご家庭ですぐに取り組める集中力を高めるトレーニング方法をご紹介します。
<小学生の集中力を高めるトレーニングの方法>
- 集中モードに切り替える方法を身につける
- 興味のあることや簡単な内容から始める
- 短時間の集中から始める
集中モードに切り替える方法を身につける
気持ちの切り替えが苦手なお子さまには、心を落ち着けるための簡単なテクニックを教えてあげるとよいでしょう。例えば、「深呼吸をして息をふーっと3回吐く」といった動作をルーティンにするだけでも、心が落ち着き、集中モードに入りやすくなります。
また、前日のうちに翌日のスケジュールを書き出しておくのも効果的です。お子さまと一緒に、「いつ」「どのくらい」「何に集中して取り組むか」を具体的に決めておくと、見通しが立ち、スムーズに勉強へ切り替えやすくなります。
興味のあることや簡単な内容から始める
勉強に取りかかる最初の内容を工夫するのも、集中力を高める有効な方法です。最初から難しい課題に取り組むのではなく、お子さまの好きな教科や得意な教科、あるいは単純な計算問題など、少ない分量で無理なく取り組める内容から始めてみましょう。
お子さまが「これならできそうだ」と感じられる内容から勉強をスタートできれば、その後も前向きな気持ちで取り組みやすくなります。
短時間の集中から始める
最初から長時間の集中を求めるのではなく、まずは「5分」など短い時間から取り組むのもおすすめです。たとえ短時間でも、お子さまが「集中してできた!」という達成感をもてることが大切です。
5分集中できたら、次は10分、15分と、お子さまの様子を見ながら徐々に時間を延ばしていけば、無理なく集中力を養うトレーニングになります。できたときは「集中してやれたね」としっかり褒めると、お子さまの自信になり、「次も頑張ろう」という意欲につながります。
「短時間集中」のサイクルをつくるには、1回あたりの分量が調整しやすい教材を活用するのも1つの方法です。例えば、「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」は、1回あたりの学習が短時間で区切りやすく設計されています。お子さまの理解度に合わせてサクサク進められるため、まずは5分からの集中学習を始めたいというご家庭にも取り入れやすい教材です。
集中力を維持するための環境づくりとサポート
トレーニングと併せて、お子さまが勉強に向かいやすく、集中した状態を維持しやすくなるための環境づくりと保護者のかたができるサポートのポイントをご紹介します。
<集中力を維持するためのポイント>
- 勉強前にリラックスする時間を大切にする
- 集中できたときには具体的に褒める
- 「楽しみ」をうまく活用して集中を促す
勉強前にリラックスする時間を大切にする
集中するためには、適度なリラックスが欠かせません。学校から帰ってきてすぐに勉強に取りかかるのではなく、おやつを食べたり自由に過ごす時間を挟んだりして、お子さまが心身をゆるめる時間を大切にしましょう。
一度リラックスしてエネルギーを充電できると、その後の学習にも集中して取り組みやすくなります。
集中できたときには具体的に褒める
お子さまが集中していたときは、終わった後に「今、すごく集中していたね」と具体的にお子さまをほめる声かけをしましょう。行動をそのまま言葉にして伝えると、お子さまは「自分には集中力がある」という自信につながります。
ただし、集中している最中に声をかけると、かえって気が散ってしまう場合もあります。集中力を保つためにも、一区切りついてから声をかけるのがポイントです。
「楽しみ」をうまく活用して集中を促す
ゲームや遊びなど、お子さまにとっての「楽しみ」をすべて避ける必要はありません。工夫次第では、集中を引き出すきっかけとして活用できます。
例えば、「宿題が終わったらゲームをしていいよ」など、お子さまにとって楽しみなことを目標に設定すると、集中して勉強に取り組める場合があります。学習と遊びにメリハリをつけることで、結果として集中力の向上につながるでしょう。
集中力を妨げる保護者のかたのNG言動
保護者のかたが良かれと思ってかけた言葉や態度が、意図せずお子さまの集中力を妨げたり、自己肯定感を下げてしまったりする可能性があります。ここでは、注意したい保護者のかたのNG言動について紹介します。
<お子さまの集中力を妨げる保護者のかたのNG言動>
- 「集中しなさい」「集中力がない」と指摘する
- 勉強中に監視する
- 頻繁に口出しする
- 長時間勉強させようとする
「集中しなさい」「集中力がない」と指摘する
「集中力がない」と叱り続けてしまうと、お子さまは「自分には集中力がないんだ」と思い込んでしまい、自己肯定感が下がる原因になります。
特に小学校中学年までは、「集中する」とは具体的にどのようなことなのか、お子さま自身が十分に理解できていない場合も少なくありません。抽象的な言葉で叱るのではなく、どのように行動すればよいかを具体的に伝えるようにしましょう。
保護者のかたの適切な声かけについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。
子どもの学習がはかどるコツは?楽しく効率的な小学生の勉強法を解説
勉強中に監視する
保護者のかたは見守っているつもりでも、常に横について視線を向けていると、お子さまは見張られている、監視されていると感じてしまう場合があります。その結果、お子さまは緊張してしまい、安心して勉強に取り組めなくなることがあります。
お子さまが机に向かっているときは、常にそばにいるのではなく、時々様子を見る程度に留めるとよいでしょう。
頻繁に口出しする
お子さまが勉強している最中に、「早くやりなさい」「どのくらい進んだの?」などと何度も声をかけるのは避けたい対応です。声をかけられるたびに思考が中断され、集中が途切れてしまう場合があります。
勉強中はできるだけ口出しを控え、静かな環境を保つ意識をもつと、お子さまは勉強に集中しやすくなります。
長時間勉強させようとする
「終わるまでやりなさい」と長時間机に向かわせる対応は、かえって逆効果になりがちです。あらかじめ時間が決まっているほうが、その範囲内で終わらせようと意識し、集中して取り組みやすくなります。
ダラダラと勉強を続けさせるのではなく、集中して取り組む時間をあらかじめ区切っておくと、学習の質も高まりやすくなります。
「進研ゼミ小学講座」を使ってお子さまの集中力を定着させよう!
集中力は、生まれつきの能力ではなく、環境・生活習慣・日々の関わり方によって少しずつ育っていく力です。気が散る原因を減らし、短時間から集中できた経験を積み重ねていくと、お子さまは「自分は集中できる」という感覚が身につき、学習に向かう姿勢も安定していきます。
集中力を保ちながら学習を続けるには、環境づくりのほかに教材選びも欠かせません。「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」は、短時間で区切りやすい学習設計に加え、「メール・トーク」機能といった保護者のかたからの前向きな声かけをサポートする機能も充実しています。「見てくれている」という安心感や、がんばりを認めてもらえる実感は、お子さまの「次も頑張ろう」という意欲を大きく引き出します。家庭学習の中で集中する経験を積み重ねたい場合の選択肢として、取り入れやすい教材といえるでしょう。
- ここでご紹介している教材・サービスは2026年2月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。









