- 学習法
計算を早くする方法は?
小学校中学年から高学年向けのテクニック

小学校の中学年から高学年(3~6年生)になると授業内容が難しくなり、計算問題の量やスピードも求められるようになります。「宿題に時間がかかりすぎる」「テストで時間が足りなくなる」といったお悩みも増えてくるのではないでしょうか。実は、計算が遅い原因は、計算をスムーズに進めるためのコツを知らないだけというケースも少なくありません。
この記事では、計算を速くするための基本的なテクニックやご家庭でできるサポート、基礎を固めるためのポイントを紹介します。また、計算力を伸ばすには、コツを知るだけでなく、日々の学習の中で無理なく練習を重ねていくことも欠かせません。ご家庭でも計算の反復練習が続けやすく、計算スピードの底上げにも役立つ「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
<目次>
計算を速くするための基本テクニック
計算を速くするためには、闇雲に問題を解いていくのではなく、計算のテクニックを知ることが近道となります。ここでは、小学校中学年から高学年のお子さまが身につけておきたい、計算を速くするためのテクニックを紹介します。
<計算を速くするためのテクニック>
- そのまま解くのではなく、計算方法を工夫する
- よく使う計算は暗記する
- スピードを意識して反復する
- 日常生活の中で暗算を鍛える
そのまま解くのではなく、計算方法を工夫する
計算を速くするためのテクニックの1つは、式をそのまま解くのではなく、計算しやすい形に分解したり変形したりする「式の工夫」を取り入れることです。
例えば、そのまま計算するとくり上がりでまちがえやすい式も、キリのよい数字に直せば、暗算しやすくなります。
例:「49+69」→「50+70」に直してから2を引く
また、大きな数の掛け算は、筆算を使わずに計算しやすい数に分けて考えると、素早く解けます。
例:「1002×8」→「1000×8+2×8」に分ける
よく使う計算は暗記する
よく出てくる計算パターンを暗記すると、計算時間を短縮できます。以下のような分数と小数の変換や、円周率の計算などは覚えておくと便利でしょう。
例:1/4=0.25、1/5=0.2、1/8=0.125、1/25=0.04(分数と小数の変換)
3.14×2=6.28、3.14×3=9.42、……3.14×9=28.26(円周率の整数倍)
分数と円周率について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
分数のたし算とひき算のやり方は?通分の方法もわかりやすく解説
四捨五入のやり方は?意味や簡単な方法、問題例などをわかりやすく解説
スピードを意識して反復する
計算は、慣れも大きく影響するため、たくさんの問題をこなす反復練習を繰り返せば、自然と速く解けるようになります。
その際、タイマーやストップウォッチを活用するのがおすすめです。「このドリルを5分で解く」「10分で何問できるか挑戦する」といった目標を決めると集中力が高まり、常に時間を意識する姿勢が身につきます。
日常生活の中で暗算を鍛える
机に向かう時間以外でも、日常生活の中で計算にふれる機会をつくると、計算スピードにつながる「暗算の力」が伸びやすくなります。
例えば、買い物のときにお子さまが好きなおやつを選ぶ場面で、「合計はいくらになるか」「おつりはいくらか」を自分で考えてもらうなど、ゲーム感覚で取り入れてみましょう。
計算スピードを意識する前に、ミスを防ぐことも大切
計算スピードや正確性が安定していない段階では、途中式を丁寧に書くのが鉄則です。速さを意識するあまり、途中式を省いて答えだけを書こうとすると、かえってミスが増えてしまいます。途中式を書くと計算の流れを整理でき、基礎が身についていきます。基礎をしっかり固めれば、速さと正確さの両方が伸びていくでしょう。
こうした計算の基礎固めやミスの克服に役立つのが、「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」です。動画やアニメーションで、計算の考え方を視覚的に理解できるため、途中式の意味や計算の流れが整理され、基礎が身につきやすくなります。さらに、間違えた問題を再出題してくれる解き直しシステムにより、苦手な計算をくりかえし見直すことも可能です。苦手を着実に克服していけば、ミスを減らし、計算スピードの向上にもつながります。
計算を速くするための基礎固めとは?
計算を速くするためには、基礎固めが欠かせません。ここでは、計算スピードを上げるために役立つ基礎固めのポイントについて紹介します。
<計算スピードを支える2つの土台>
- くり上がり・くり下がり
- 九九
くり上がり・くり下がり
計算を速くするための基礎固めの1つは、くり上がり・くり下がりをスムーズにできるようにすることです。
くり上がり・くり下がりをスムーズにするには、一円玉や飴など身近にあるものを使って、「合わせて10にする計算」を練習しましょう。「1と9」「2と8」「3と7」といった組み合わせを、手を動かしながらくりかえし確認すると、感覚的に「10のまとまり」がつかめるようになります。
九九
計算を速くするためには、九九を使いこなす必要もあります。ただ、九九を暗唱できるようにするのではなく、「1つあたりの数×いくつ分=全体の数」といった、かけ算の意味をしっかり理解することから始めましょう。
そのうえで、瞬発力を鍛えるために、答えから式を導き出す「逆さ九九」に挑戦するのもおすすめです。逆さ九九は、「答えが12になるかけ算は?」という問いに対し、「3×4」「2×6」など、思いつくすべての式を答える練習です。また、クイズのようにランダムに九九を出題するのも効果があります。
計算スピードを上げるには、テクニックを少しずつ身につけよう
計算スピードを上げるには、単に急いで問題を解こうとするのではなく計算の工夫や暗記、タイムを意識した練習など、複数のテクニックを取り入れるのが効果的です。基礎的な計算力は、一度理解しただけでは定着しにくく、くりかえし取り組むことが欠かせません。さらに、日々の積み重ねができる環境があると、お子さまの「できた!」という実感が増え、自信にもつながります。
「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」なら、計算の基礎を段階的に身につけながら、間違えた問題をくりかえし見直せます。さらに、すき間時間にゲーム感覚で取り組める「がくしゅうアプリ」なら、短時間でも反復練習を重ねることが可能です。無理なく学習を続けられる環境が整っているため、計算スピードも自然と伸びていくでしょう。
- ここでご紹介している教材・サービスは2026年2月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。









