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小学生が宿題をやらないのはなぜ?
習慣化のコツと効果的なサポート

宿題をやらないのはなぜ?

「早く宿題をやりなさい!」と毎日のように声をかけてもなかなか動かない、そんな小学生のお子さまの姿に、ついイライラしてしまう保護者のかたは多いのではないでしょうか。とはいえ、強く叱っても状況がよくなるわけではなく、宿題への苦手意識や勉強嫌いにつながる可能性もあります。

この記事では、お子さまが宿題に取り組まない背景や、やる気を引き出すためのサポートの仕方を解説します。また、ゲーム感覚で取り組める工夫が備わっている「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」の活用法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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宿題をやらないお子さまの心理

お子さまが宿題に取り組まないときは、まずその背景にある気持ちを理解するところから始めましょう。ここでは、宿題に向き合えないときに見られやすいお子さまの心理を紹介します。

<宿題をやらないお子さまの心理>

  • 宿題をする理由を理解できていない
  • 楽しいことを優先してしまう
  • わからないことが積み重なりやる気をなくしている
  • 保護者の声かけや期待がプレッシャーになっている

宿題をする理由を理解できていない

お子さまが宿題の必要性を実感できていないと、取り組む意欲につながりにくくなります。幼い時期は、大人のように「仕事で成長を実感できる」「将来のために貯蓄をする」といった先を見通して意味づけをするのが難しいためです。

楽しいことを優先してしまう

動画視聴やゲームなど、ほかに楽しいことがたくさんあると、宿題はなかなか進みません。スマートフォンやテレビが目に入るだけでも気が散りやすく、集中しづらい環境になってしまいます。その結果、宿題に気持ちが向かなくなり、取りかかるまでに時間がかかってしまうでしょう。

わからないことが積み重なりやる気をなくしている

勉強に苦手意識があると「やりたくない」「避けたい」と感じてしまい、宿題をする手が止まってしまいます。宿題の役割は、授業で学んだ内容をくりかえして、学びを定着させることです。しかし、取り組まない日が続くと勉強内容の理解が追いつかず、授業が進むにつれてわからないところも増えてしまいます。その積み重ねによって苦手意識がさらに強まり、宿題に向き合う気持ちが弱くなるのです。

保護者の声かけや期待がプレッシャーになっている

保護者のかたから「早く勉強しなさい」とくりかえし言われる状況は、お子さまにとって大きなプレッシャーです。東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が行った共同調査によると、「勉強しなさい」と言われる頻度が少ないお子さまのほうが成績上位の割合が高いという結果が出ています。過度な声かけは、お子さまの意欲をそいでしまう要因になりやすいでしょう。

■声かけによって変わる成績上位の割合

グラフ

出典:東京大学社会科学研究所・ ベネッセ教育総合研究所共同研究 「子どもの生活と学びに関する親子調査2023」

  • 保護者回答は、小1~高3の子どもをもつ保護者による回答。
  • 小1~3生は2教科(国・算)、小4~6生は4 教科(国・算・理・社) 、中高生は5教科(国・数・理・社・英)の学校での成績の自己評価を5段階で回答。総合得点を算出し学校段階ごとに人数が均等になるように「成績上位」「成績中位」「成績下位」の3つに分類した。小1~3生は保護者の回答、小4生以上は子どもの回答による。
  • お子さまへの関わりを尋ねる設問で「「勉強しなさい」と言う」に対して、「とてもあてはまる」「まああてはまる」と回答した者を「ある」群、「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない」と回答した者を「なし」群とした。

お子さまのやる気を引き出す!保護者のかたができるサポート

お子さまのやる気を出す!保護者ができるサポート

お子さまが宿題に向き合えない背景にはさまざまな理由がありますが、保護者のかたのちょっとした工夫で取り組みやすくなります。お子さまの自発的な行動を促すために保護者のかたができるサポートについて、見ていきましょう。

<保護者のかたができるサポート>

  • 気持ちに寄り添う
  • 楽しいことを優先してしまう
  • 保護者自身の気持ちを率直に伝える
  • 努力を認めてしっかりほめる

気持ちに寄り添う

お子さまが宿題に向き合いにくいときは、まずその気持ちに寄り添うことが大切です。強く促す言い方よりも、気持ちを受け止めながら前向きに働きかけるほうが行動につながりやすくなります。

例えば、学校から帰ってきた直後で疲れているようなら「今日は暑かったから疲れたよね」「体育の授業、がんばったんだね」と、まずはその日のがんばりを労う言葉をかけましょう。また、テレビやゲームに夢中になっているときは「続きが気になってやめられないよね」と、お子さまの気持ちを一度代弁してあげるのも効果的です。

「自分を気遣ってくれている」「わかってもらえた」と感じると、お子さまは安心し、次の動作へ移る心の準備ができます。

保護者自身の気持ちを率直に伝える

お子さまに宿題に取り組んでほしいときは、まず保護者のかた自身の気持ちを素直に伝えるのも有効です。保護者のかたの思いを共有すると、お子さまは前向きに受け止めやすくなります。

例えば「自分で決めたことを最後までやりきれるようになってほしい」「自分から宿題に取り組んでくれたらうれしい」といった前向きな言葉がおすすめです。小学生にとって、保護者のかたが喜んでくれることは、宿題に向かう大きなきっかけになります。

努力を認めてしっかりほめる

お子さまは、保護者のかたに努力を認められるとやる気の向上につながり、「自分はがんばればできる」という自信が湧き上がります。

お子さまが宿題に取り組んだときは、たとえ嫌がりながら始めた場合でも、「計算が速くなったね」「30分集中できたね」など具体的な言葉でほめると励みになります。また、自分から宿題を始められたときは「予定通り始められてすごいね」と、みずから宿題に取り組む姿勢を評価する声かけも効果的です。

保護者のかたができるお子さまへのサポートについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。
子どもの学習がはかどるコツは?楽しく効率的な小学生の勉強法を解説

宿題を「習慣化」させるポイント

宿題を毎日続けやすい仕組みをつくると、自然と生活の一部になっていきます。ここでは、宿題を習慣化させるためのポイントを紹介します。

<宿題を習慣化するポイント>

  • 宿題をする時間とタイミングを固定する
  • やる気がないときは、うんとハードルを下げる
  • 努力や成果を可視化して達成感を与える

宿題をする時間とタイミングを固定する

宿題を習慣化させるポイントの1つは、取り組む時間やタイミングを決めておくことです。例えば、「おやつのあと」や「お風呂に入る前」など、生活のルーティンと結びつけると、宿題に取りかかる流れを自然に思い出しやすくなります。

また、午後7時から勉強すると決めたら、夕食やお風呂の時間をその前後に配置したり「そろそろ7時だよ」と声をかけたりして、取りかかりやすい流れをつくると宿題の習慣化をサポートできます。こうした環境が整うと、お子さまも「7時になったら勉強しなきゃ」と自然に感じやすくなるでしょう。

やる気がないときは、うんとハードルを下げる

お子さまのやる気が見られないときは、取り組みやすいよう思い切ってハードルを下げるのもポイントです。まずは「5問だけ」「10分だけ」など、ごく小さな目標から始めましょう。宿題に手をつけられたら「宿題を始められたね」「今の5問、よくがんばったね」など、お子さまの努力を認める声かけをします。お子さまは「できた」という達成感が生まれ、宿題への意欲が高まります。

小学生の勉強時間の目安について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
勉強好きな小学生になる!おすすめの家庭学習法と声かけを解説

努力や成果を可視化して達成感を与える

努力が目に見えるようになると、お子さまは達成感を感じやすくなります。例えば、みずから宿題に取り組めた日はカレンダーにシールやスタンプをつけて、がんばりを可視化する方法がおすすめです。また、宿題を含めてやるべきことをリスト化し、できた項目を1つずつチェックしていくと、ゲーム感覚で楽しめるため、続ける力になります。

宿題でつまずいたときの乗り越え方

宿題でつまずいた時の乗り越え方

宿題に取り組んでいて「わからない」という壁にぶつかると、お子さまはやる気を失いやすいものです。焦らずに原因を見極め、少しずつ理解を積み重ねられるようにサポートしましょう。

<つまずきを乗り越えるポイント>

  • 答えを教えず、一緒に調べる
  • 前向きな声かけで挑戦する気持ちを支える

答えを教えず、一緒に調べる

お子さまが宿題について質問をしてきたときは、すぐに答えを教えず「一緒に調べてみようか」と声をかけるようにします。一緒に調べる体験を通して、お子さまはわからないときの調べ方が身につき、思考力や判断力といった主体的な学びの土台も育ちます。

とはいえ、保護者のかたがつきっきりで勉強を教えるのは難しい場合もあるでしょう。そのようなときに役立つのが「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」です。教科書準拠の内容でつまずきやすいポイントをわかりやすく解説してくれるため、宿題と似た問題の解き方を、お子さま一人でもスムーズに理解できます。

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前向きな声かけで挑戦する気持ちを支える

宿題に取り組むのが苦手なお子さまには、前向きな言葉を選んで声をかけると、失敗への恐怖を取り除き、挑戦する姿勢をサポートできます。例えば「まちがえても大丈夫だよ」「何度もやり直していいんだよ」といった心が軽くなるような言葉を選んで伝えましょう。

わからない問題に当たると、やる気が落ちやすいものです。それを防ぐには「30秒考えてわからなかったら次の問題へ進む」という「30秒ルール」を取り入れて、行き詰まりを避ける工夫も役立ちます。

宿題を通して「みずから学ぶ力」を育てよう

宿題に気が向かない時期は、どのお子さまにもあります。焦って叱るよりも、小さな「できた!」を一緒に喜びながら、少しずつ自分で学ぶ力を伸ばせるように意識しましょう。保護者のかたが温かく見守ると、お子さまは「学ぶって楽しい」という前向きな気持ちが育っていきます。

もしお子さまが宿題に取り組む気が起きない場合は、楽しみながら取り組める教材の活用もおすすめです。「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」なら、タブレット学習と赤ペン先生の丁寧なサポートにより、苦手克服から自発的な学習までしっかり支援します。お子さまが自分のペースで前向きに学習へ向かいやすくなる点も魅力です。

  • 「赤ペン先生」「赤ペン」は(株)ベネッセコーポレーションの登録商標です。

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よくある質問

子どもが宿題をなかなか始めないとき、どう声をかければいいですか?
お子さまの気持ちに寄り添いながら、安心できる声かけを意識しましょう。いきなり「やりなさい」と促すよりも「今日は暑かったから疲れたよね」「ゲームの続きが気になるよね」と気持ちを代弁してあげると心が落ち着き、行動しやすくなります。そのうえで「間違えても大丈夫だよ」といった前向きな言葉をかけると、挑戦しようとする気持ちが育ちます。
子どもが自分から宿題をする習慣を身につけるコツはありますか?
お子さまがみずから宿題をする習慣を身につけるには「おやつのあと」「7時になったら」など、決まったタイミングで宿題に取り組む流れをつくるのがおすすめです。また、宿題に取り組めたらカレンダーにシールを貼ったり、やることリストにチェックしたりするなど、努力を可視化すると達成感が得やすく、学習習慣の継続につながります。
子どもが宿題でつまずいたときの適切なサポート方法はありますか?
お子さまが宿題でつまずいたときは、保護者のかたがすぐに答えを教えるのではなく「一緒に調べてみよう」と寄り添う姿勢を見せましょう。一緒に調べる体験を通して、わからないときの調べ方が身につき、自分で進める力が育っていきます。また、「まちがえても大丈夫だよ」「何度もやり直していいよ」など、前向きな声かけで挑戦する気持ちを支えるのもポイントです。

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