小学生の自主学習を習慣化！
家庭で取り組むステップと工夫を解説

自主学習とはみずから学ぶ力を育む家庭学習の土台

宿題や課題とは別に、自主学習として計算問題や漢字学習、テストの振り返りなど、日常の学習を自分の判断でみずから進める姿勢はとても大切です。

自分で取り組む内容を決めるので、前向きな姿勢が生まれ、学ぶ楽しさを実感できます。自主学習に取り組むことで、育まれる力は次のとおりです。

楽しく効率的な小学生の勉強法については、こちらのページをご覧ください。
子どもの学習がはかどるコツは？楽しく効率的な小学生の勉強法を解説

自主学習を成功に導く！習慣化のための6つのステップ

ここでは、自主学習を習慣化させるための具体的な6つのステップを紹介します。

ステップ1.小さな目標を立てる

いきなり大きな目標を立てるのではなく、「今日はドリルを2ページやる」「漢字問題を10個やる」など、学校で学んでいる内容から達成できそうな小さなゴールから始めることが大切です。小さな成功体験を重ねることで、「できた！」という感覚が自信につながり、学習意欲が自然と高まります。

ステップ2.具体的な計画を立てる

目標と一緒に「いつまでに・何をやるか」を決めておくと、勉強に取りかかりやすくなります。例えば、「1週間で漢字プリントを5枚やる」「テスト前に計算の単元を復習する」など、授業と関連づけることが効果的です。

ステップ3.毎日同じ時間に取り組む

「夕食の前」や「お風呂のあと」など、毎日同じ時間に自主学習に取り組むと、勉強が生活の一部として定着します。短時間でも継続することが、学習習慣の定着には効果的です。

ステップ4.計画の振り返りと修正を行う

自主学習の計画は定期的に見直しましょう。うまくいかなかった場合は、「分量が多すぎた？」「内容が難しかった？」など、計画どおりにいかなかった理由を保護者のかたが一緒に振り返り、無理のない計画に調整してください。

ステップ5.結果よりも努力の過程をほめる

点数や成果だけに目を向けるのではなく、「毎日机に向かったね」「昨日より集中してできたね」など学習行動を評価しましょう。努力を認められれば、お子さまは「がんばれば認めてもらえる」と感じ、継続の意欲が育ちます。

ステップ6.家族も一緒に学ぶ空気を作る

家庭の中で、一緒に学ぶ時間を意識的につくることも大切です。大人やきょうだいが読書をしたり、学校の授業で気になったことを一緒に調べたりすると、「勉強は生活の一部」という認識につながります。

自主学習の習慣化を目指すなら、「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」の活用がおすすめです。7～15分の短時間学習で、国語や算数などの主要教科の基礎から応用まで、しっかりと理解を深められます。動画やゲームを取り入れて楽しく進められるので、自然と学習のルーティン化が図れます。まずは体験教材からお試しください。

自主学習の効果を最大化する取り組み方

自主学習は、限られた時間の中で「どう取り組むか」が成果を大きく左右します。特に小学生の場合、無理なく続けられる工夫が必要です。

お子さまが取り組みやすく、しかも効果がしっかり感じられるようにするための具体的なポイントは以下のとおりです。

家庭学習については、こちらのページをご覧ください。
勉強好きな小学生になる！おすすめの家庭学習法と声かけを解説

自主学習を支える保護者のかたのサポート術

ここでは、家庭でできる具体的なサポート術を紹介します。

口出ししすぎない

保護者のかたからの「これをやりなさい」「まだ終わってないの？」といった声かけは、お子さまのやる気を削いでしまうことがあります。まずは、本人のやり方を尊重して見守る姿勢を大切にしましょう。サポートの基本は「教えすぎない」「聞かれたことにだけ答える」ことです。

無理にやらせない

勉強を強制すると、かえって自主性が損なわれてしまいます。やる気が見られないときは、「今日はどれからやってみる？」など選択肢を与えると、お子さまが自分で学習する内容を決めて取り組む姿勢が育ちます。

勉強の環境を整える

小学生は気が散りやすいため、勉強の時間にはテレビを消し、周囲にゲームや漫画などの誘惑を置かないようにしましょう。静かでシンプルな学習環境が、集中力を高めるカギになります。

勉強時間より内容と期限を重視する

「●分は勉強しなさい」などと時間だけを意識させるよりも、「漢字ドリルを今日中に3ページ終わらせよう」といったように、具体的な内容と期限をセットで伝えるほうが、お子さまが目的を持って取り組みやすくなります。

間違えたときは一緒に考える

お子さまが答えを間違えたときにすぐに正解を教えるのではなく、「どこで間違ったのか一緒に見ていこうね」などと寄り添うと、思考のプロセスに目を向けられるようになります。この際に、自分の考えを言葉にすると理解が深まり、表現力も育ちます。

お子さまを先生役にして説明させる

理解が進んできた内容は、「今日の学習で大事だと思ったところを教えてくれる？」と問いかけてみましょう。誰かに説明することで、頭の中の情報が整理され、学びがより深まります。親子のコミュニケーションの時間としても効果的です。

自主学習を成功に導くには、進研ゼミ小学講座がおすすめ

家庭での自主学習をより効果的に進めるには、お子さまが自分のペースで学べるサポート教材の活用がおすすめです。「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」は、授業理解の定着と家庭での学習習慣づくりを両立できる教材です。

「チャレンジタッチ」は、1日の学習内容を自動で提案。学習の流れをルーティン化しやすく、習慣づけにつながります。また、7～15分の集中学習が基本なので、小学生の集中力に合った設計で、効果的な学習が可能です。忙しい保護者のかたにとっても、学習サポートを安心して任せられるので、お子さまの自主学習を定着するためのツールとして、ぜひご活用ください。

タブレットを活用した家庭学習については、こちらのページをご覧ください。
家庭学習でタブレットを活用するコツは？おすすめの勉強方法を解説