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小学生のゲーム時間はどれくらい?
ゲームとの付き合い方を解説

小学生のゲーム時間はどれくらい?

「うちの子、ゲームばかりしていて大丈夫?」「将来、ゲーム依存になったらどうしよう」と不安に思う保護者のかたは少なくありません。お子さまにとっては楽しいゲームも、度が過ぎれば生活リズムの乱れや学習への影響が心配になります。

この記事では、小学生のゲーム時間や、ゲーム依存との境界、ご家庭でできるルールづくりの工夫について解説します。お子さまのゲームとの付き合い方を見直すヒントにしてください。

小学生のゲーム時間はどれくらい?

まずは、ほかのご家庭のお子さまがどれくらいゲームをしているのか、客観的なデータを見てみましょう。2021年にベネッセが実施したゲーム時間に関するアンケートによると、小学生のゲーム時間は、平日「1時間」、休日「2時間」が最も多いという結果でした。

■小学生の平日と休日のゲーム時間

■小学生の平日と休日のゲーム時間

(出典)
※ゲームの視聴時間
調査地域:全国
調査対象:小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間:2021年9月13日~2021年9月24日
調査手法:Webアンケートによるベネッセ調べ
有効回答数:970名

学年別の傾向と「していない子」の割合

同じアンケート結果を詳しく見ると、小学生のゲーム時間は、平日は「1時間」が約26%で最多ですが、「0分(しない)」というご家庭も約16%ありました。一方、休日になると「0分」の割合は約9%に減り、「5時間以上」遊ぶというご家庭が約14%に急増します。

平日は学校や宿題があるためゲームは控えめにし、休日にまとめて楽しむというご家庭が多い傾向が見て取れます。

また、休日に「3時間以上」ゲームをすると回答した割合を学年別に見ると、小学校低学年(1~3年生)が25%、高学年(4~6年生)が40%、中高生になると49%と、進学するにつれて長時間プレイの割合が増えていることがわかります。この事実からも、低学年のうちからゲームとの上手な付き合い方を身につけておくことが大切といえるでしょう。

専門機関が定めるゲーム依存の判断基準とは

保護者のかたにとって大きな不安要素は、お子さまのゲーム依存ではないでしょうか。ベネッセのアンケートでも、お子さまが「ゲームをしすぎかも」と思ったことがある保護者のかたは67%にものぼりました。多くのご家庭で共通の悩みであることがわかります。

■保護者のかたから見たお子さまのゲーム依存への心配度

■小学生の平日と休日のゲーム時間

(出典)
ゲームについてのアンケート
調査地域:全国
調査対象:小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた
調査期間:2023年12月
調査手法:ベネッセ「まなびの手帳」アプリ
有効回答数: 815人

ここでは、専門機関が定めるお子さまがゲーム依存かどうかを見極める判断基準について詳しく見ていきます。

ゲーム依存の定義と国際基準

ゲーム依存かどうかの判断には、「DSM-5」や「ICD-11」といった国際的な基準が存在します。いずれの基準でも、ゲーム時間そのものよりも、生活への影響度と自己コントロールの欠如が判断のカギとされています。単にゲームをする時間が長いからといって、依存というわけではありません。

アメリカ精神医学会が発表した「DSM-5」は、インターネットゲーム障害に関するチェックリストです。次の項目のうち、5つ以上が12ヵ月の間に認められる場合、依存の疑いがあるとされています。

■DSM-5-TR(オンラインゲーム依存に関するチェックリスト)

■DSM-5-TR(オンラインゲーム依存に関するチェックリスト)

(出典)
「うちの子、ゲーム依存?」と感じた保護者が最初にできること【体験談&専門家解説】
また、WHO(世界保健機関)が定めた「ICD-11」では、以下の3点が12ヵ月以上続いている場合(重篤な場合はより短い期間)、ゲーム障害と診断される可能性があるとしています。

■「ICD-11」の概要

オンラインゲーム版:主にオンラインで行われるゲームの障害は、インターネット上で行われる永続的または反復的なゲーム行動(「デジタルゲーム」または「ビデオゲーム」)のパターンによって特徴付けられる

1)ゲームに対する制御の障害(例えば、頻度、強度、継続時間、結果、状況)

2)ほかの生活上の利益および日常の活動よりも、ゲームを優先する

3)否定的な結果が生じているにもかかわらず、ゲームを継続または増加させる。行動パターンは、個人的、家族的、社会的、教育的、職業的またはほかの重要な機能領域において、重大な障害をもたらすほど強い。ゲームの振る舞いのパターンは、連続的、または一時的かつ反復的でありえる

出典:ICD-11 for Mortality and Morbidity Statistics

ただし、これらはあくまで目安です。項目が当てはまるから即依存というわけではありません。心配がある場合は、ほかの背景要因も含めて専門医に相談してください。

ゲーム好きのお子さまを心配しすぎず冷静に見守ろう

「ゲームばかりして、いずれゲーム依存になるのでは」と心配されるかもしれませんが、病的な「ゲーム依存(ゲーム障害)」の有病率は世界的に見ても2~6%程度とされています。お子さまのほとんどは、ただゲームに夢中になっているだけで、病的な依存状態とは異なるといえるでしょう。

「ゲーム時間が長いからダメ」と決めつけず、朝起きられるか、学校に行けているか、食事をとれているかなど、日常生活に支障が出ていないかを冷静に見極めましょう。

ゲームがもたらすポジティブな効果

ゲームがもたらすポジティブな効果

ゲームは決してネガティブなことだけではありません。時間や内容に一定のルールを設け、目的を持って遊べば、お子さまの成長にプラスの効果をもたらす面もあります。ここでは、ゲームがもたらすポジティブな効果を見ていきましょう。

他者とのコミュニケーションから社会性が身につく

オンラインゲームなどで友達と協力してプレイすることは、コミュニケーション能力を育む機会になります。どうすればクリアできるかを話し合ったり、役割分担をしたりする中で、協調性や他者を認める力が養われるでしょう。お子さま自身もゲームを通じて「知らないことを学べる」「友達と協力すると楽しい」と実感しているケースもあります。

知識が身につき、学びにつながる

歴史、地理、プログラミング、言語など、ゲームの内容によっては新しい知識を自然に獲得できます。ゲームで興味を持ったことがきっかけで、図鑑を調べたり、関連する勉強を始めたりと、知的好奇心の入り口になることも少なくありません。

プログラミングの家庭学習について詳しくは、こちらのページをご覧ください。
子ども向けのプログラミング学習法は?家庭で始める方法と教材を解説

お子さまと一緒につくる「守れるルール」の工夫

お子さまと一緒につくる「守れるルール」の工夫

ゲームと上手に付き合うためには、ご家庭ごとのルールづくりが欠かせません。一方的に保護者のかたが決めるのではなく、お子さまが納得して守れるルールをつくるポイントを紹介します。

<ゲームに関するルールをつくるポイント>

  • 家族との話し合いでルールを決める
  • 場所や時間を詳細に指定し、柔軟に対応する
  • ルールを守らなかったときのペナルティも決める

家族との話し合いでルールを決める

ゲームに関するルールづくりで最も大切なのは、親子で話し合って決めることです。「1日1時間まで」と保護者のかたが一方的に決めるよりも、お子さま自身に「いつまでなら守れるか」「宿題はいつやるか」を考えさせることで、自発的にルールを守ろうとする自制心が育ちます。

また、「キリのよいところまで」といった柔軟性を持たせることも大切です。「〇時ぴったりにやめる」というのはゲームの性質上難しいことがあるため、「このステージが終わったら」「あと10分で」など、実行可能なラインを探りましょう。

場所や時間を詳細に指定し、柔軟に対応する

ゲームに関するルールは具体的であるほど守りやすくなります。例えば、「自分の部屋ではなくリビングでやる」「宿題と明日の準備が終わってから」「タイマーをセットして、鳴ったらやめる」など、場所とタイミング、管理方法などを具体的に決めることが大切です。

また、例外をつくっておくことも欠かせません。「基本はリビングだけど、友達が遊びに来たときは子ども部屋でもOK」「テスト勉強をがんばった週末は少し延長OK」など、状況に合わせて柔軟に対応すると、お子さまも窮屈さを感じずにルールを受け入れやすくなります。

ルールを守らなかったときのペナルティも決める

もしルールを破ってしまった場合は、感情的に怒るのではなく、事前に決めておいたペナルティを淡々と実行します。「5分オーバーしたから、明日は5分短縮」「ルールを破ったら翌日はゲームなし」など、お子さまと合意した内容であれば、お子さまも納得せざるをえません。

保護者のかたが感情的にならず、「ルールはルール」として一貫した態度を示すことが重要です。ルールを守れたときはしっかりほめてあげましょう。

ゲーム時間を自己管理すれば学習意欲の向上にもつながる

「ゲームをしたいから、先に勉強を終わらせる」といったルールは、自分の欲望をコントロールし、計画的に物事を進める力を養えます。ゲーム時間を自己管理する練習は、将来的な「自分で学ぶ力」に直結します。

「進研ゼミ小学講座」のタブレット学習「チャレンジタッチ」は、この「ゲーム感覚」や「達成感」を仕組み化しているので、お子さまが楽しみながら勉強を好きになれます。

<「チャレンジタッチ」の特長>

  • デジタルコンテンツで楽しく学べる
  • ゲーム形式で漢字や計算を楽しく反復練習できる
  • 学習するとポイントやごほうびがもらえる
  • アラーム機能で学習開始時間を教えてくれる

「チャレンジタッチ」は、ゲームが好きなお子さまが夢中になれる仕組みが満載です。楽しみながら学習習慣を定着させ、「勉強もわかる、ゲームも楽しめる」という自信につなげてください。

タブレットを活用した家庭学習については、こちらのページもご覧ください。
家庭学習でタブレットを活用するコツは?おすすめの勉強方法を解説
タブレット教育のメリットとデメリットは?家庭での活用法を解説
タブレット通信教育は続けられる?家庭学習が習慣になる仕組みを解説

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ゲームと上手に付き合いながら、ほどよい距離感でお子さまの学びを応援しよう

保護者のかたにとって、お子さまのゲームとの付き合い方は、頭を悩ませることの1つでしょう。しかし、ゲーム時間を一方的に制限するのではなく、親子での対話を通じてルールを作り、お子さま自身がコントロールする力を育てることが大切です。

ゲームの要素を取り入れた学習教材などを活用し、お子さまの「好き」を学びに変えていくのも良策です。「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」なら、ゲーム好きのお子さまも無理なく学習に向かえる工夫がつまっています。ぜひ活用してみてください。

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  • ここでご紹介している教材・サービスは2026年2月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。
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よくある質問

小学生のゲーム時間は何時間までが適切ですか?
ベネッセが行った調査では小学生のゲーム時間は平日1時間、休日2時間が平均的でしたが、一概に正しいゲーム時間はありません。重要なのは時間そのものよりも、睡眠時間や学習時間、外遊びの時間などが削られていないかという生活全体のバランスです。各家庭のライフスタイルに合わせて、無理のない範囲で上限を設定しましょう。
小学生の子どもがゲーム依存かどうか心配な場合、どのような点を確認すればよいですか?
ゲーム依存かどうかは、ゲームをやめさせようとすると激しく抵抗しないか、ゲームのために食事や睡眠をおろそかにしていないかという点を確認してください。病的なゲーム依存(ゲーム障害)の有病率は世界的に見ても2~6%程度といわれています。お子さまがゲームに夢中になっていたとしても、病的なゲーム依存とはいえないでしょう。心配な場合は、自治体の相談窓口や専門機関に相談することをおすすめします。
小学生のゲーム時間についてのルールづくりの方法を教えてください。
小学生のお子さまのゲーム時間のルールは、保護者のかたが一方的に決めるのではなく、お子さまと話し合って納得のうえで決めることが最も重要です。「宿題が終わってから」「夜9時まで」といった具体的なタイミングや、「守れなかった場合は翌日なし」といったペナルティも一緒に決めましょう。また、一度決めたルールもお子さまの成長や状況に合わせて、定期的に見直し・修正していく柔軟性も大切です。

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