- 学習法
中学受験の勉強をしない小学生との向き合い方は?
効果的な対策を紹介

中学受験の勉強は、毎日コツコツと取り組む必要があるうえ、継続が求められる取り組みです。途中でお子さまの意欲が途切れ、机に向かえなくなる時期が生じるのは、中学受験に挑む多くのご家庭が直面する悩みといえます。保護者のかたがどのようにサポートし、どう声をかけるべきか、正解が見えず迷われる場面も多いでしょう。
この記事では、中学受験の勉強をしないお子さまとの関わり方や習い事との両立、小学6年生の秋からの追い込み時期の勉強法について解説します。また、プロ講師の動画解説や、自宅での受験対策に役立つスピーディーな個別指導「赤ペン先生の問題」で、難しい単元も一人で学習できる「進研ゼミ小学講座」の有料オプション講座「考える力・プラス 中学受験講座(小学4~6年生)」についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 「赤ペン先生」「赤ペン」は(株)ベネッセコーポレーションの登録商標です。
<目次>
中学受験の勉強をしないお子さまへの向き合い方
お子さまが受験勉強に向き合えないとき、保護者のかたはつい焦ってしまうかもしれません。まずは、お子さまの意欲を前向きに引き出すための接し方のポイントを紹介します。
<中学受験の勉強をしないお子さまへの向き合い方のポイント>
- お子さまを一人の人間として尊重し、適度な距離感を保つ
- ご家庭を安心できる居場所にする
- 勉強以外の「日常の会話」を全力で楽しむ
- 「自分はできる」という自信を育てる
お子さまを一人の人間として尊重し、適度な距離感を保つ
中学受験の家庭学習においては、お子さまを一人の人間として尊重し、一歩引いた距離感を保つことが大切です。
お子さまが勉強に取り組まない姿を目の当たりにすると、保護者のかたは「このままでは間に合わない」という焦りから、つい感情的な言葉をぶつけてしまう場面があるかもしれません。しかし、こうした声かけは、お子さまの学習意欲を損なう原因になる場合もあります。
保護者のかたはお子さまを過度にコントロールしようとせず、一人の人間として礼儀をもって接するよう意識すると、感情的な叱責を防ぎやすくなります。特に、小学校の高学年(小学5~6年生)は成長段階として反発も起こりやすいため、一歩引いて見守る姿勢を意識すると、スムーズなコミュニケーションにつながるでしょう。
ご家庭を安心できる居場所にする
中学受験という高い目標に挑むお子さまにとって、ご家庭は何よりも安心できる居場所でなければなりません。テストの結果が悪かったときにご家庭で厳しいダメ出しが続くと、お子さまは心の休まる場所を失い、勉強に向かう気力を維持できなくなってしまいます。ご家庭が安心できる環境であれば、親子関係の風通しもよくなり、結果として翌日の学習に向かうための前向きなエネルギーを蓄えられるでしょう。
模試などで結果が振るわなかったときこそ「どうしてできないの」と責めるのではなく、まずは取り組んだ過程を認める声かけを意識してください。「今回はこの問題まで解けたね」と肯定的な一言を添えたうえで、改善点についてお子さまと話し合うのがおすすめです。
お子さまは、保護者のかたが味方であると実感できると、失敗をおそれずスムーズに気持ちを立て直せるようになります。
勉強以外の「日常の会話」を全力で楽しむ
中学受験に挑むご家庭では、食事や入浴、買い物といった日常のひとときに、普段以上に親子の会話を大切にしてください。勉強の話ばかりではお子さまが息詰まってしまいます。また、リラックスした時間の中での対話は、お子さまの思考を促し、学力を伸ばす力にもつながります。
お子さまが夢中で話しかけてきたときは、保護者のかたもそれをおもしろがり、さらに話題を広げてみましょう。豊かな対話から生まれる知的好奇心は、思考力を伸ばす原動力です。勉強から離れた時間は、親子の信頼関係を深める機会となり、お子さまがみずから考える力を育てるきっかけにもなります。
「自分はできる」という自信を育てる
お子さまがみずから机に向かう姿勢を養うためには、「自分はできる」という自信をもつことが欠かせません。
中学受験の勉強において、できていないところばかりを指摘されると、お子さまは意欲を失ってしまいます。一方で、できていることを認めてもらえれば、お子さまの自己肯定感は高まり、勉強への意欲が自然と湧いてきます。保護者のかたが評価を下す役割を離れ、お子さまの味方として見守る側に徹すると、ご家庭内の雰囲気を前向きに変えるきっかけになるでしょう。
保護者のかたが評価者にならず見守る姿勢でいるには、「進研ゼミ小学講座」のタブレット教材「チャレンジタッチ」を活用するのも有効です。解き直しが必要な問題をシステムが自動でピックアップするため、お子さまは「自分でできた!」という達成感を得やすく、保護者のかたは「がんばっているね」と励ます役に専念できます。
中学受験の勉強と習い事を両立する方法
中学受験を目指すご家庭では、進級するにつれて「ほかの習い事を続けるべきか」と悩む場面も出てきます。しかし、習い事は決して勉強の妨げになるものばかりではなく、考え方次第で受験を支える大きな力になります。
例えば、スポーツや音楽などの習い事で培われる、限られた時間で成果を出す力は、受験勉強においても大きな強みとなるでしょう。また、習い事での集中力を勉強に転用できれば、より密度の高い学習が実現しやすくなり、結果として受験勉強の質を高められます。
そのため、お子さまに体力とやる気が備わっているなら、習い事を無理にやめさせるのではなく、受験勉強との両立を考えることも選択肢の1つです。
もし両立が難しくなった場合は、お子さまが納得できるタイミングで習い事をやめられるよう、話し合ってみてください。大会や進級といった区切りを設定すると、未練を残さず気持ちを切り替えやすくなります。
受験勉強と習い事の両立の過程で身につく精神的なたくましさは、受験本番を乗り切るための確かな支えとなるはずです。
小学6年生の秋から実践したい追い込みの時期の勉強法
小学6年生の2学期は、中学受験の追い込みにあたる大切な時期です。焦りが出やすいからこそ、具体的な進め方を把握しておくと、親子ともに落ち着いて本番に臨めます。
<中学受験の追い込みの時期に最適な勉強法>
- 4か月間で完結する薄い教材で達成感を与える
- 視覚的な仕掛けでやる気をコントロールする
- 志望校に合わせた現実的な目標を再設定する
4か月間で完結する薄い教材で達成感を与える
中学受験の追い込み時期には、受験範囲をコンパクトにカバーした薄めの教材を1冊用意し、9月から12月の4か月間でやり遂げる方法が有効です。
この時期に分厚い参考書に取り組むと、終わりの見えない不安から気持ちが沈みがちですが、薄い教材であれば短期間で「1冊終えた」という確かな達成感を得られます。受験範囲を一通りおさらいできるうえ、やり遂げた経験がお子さまの自信につながるでしょう。
視覚的な仕掛けでやる気をコントロールする
小学6年生の秋以降は、お子さまが心理的にプレッシャーを感じやすい時期でもあります。そこでおすすめなのが、計画表にシールを貼ったり色を塗ったりして、学習の進み具合を目に見える形にする方法です。
「ここまで終わった」という進捗がひと目でわかると、小さな達成感をくりかえし味わえます。プレッシャーがかかる時期だからこそ、ポジティブな刺激でお子さまのやる気を引き出しましょう。
志望校に合わせた現実的な目標を再設定する
中学受験の追い込み時期には、志望校の出題傾向や難易度にもとづいた、現実的な目標を再設定してください。受験の全範囲を完璧にするのではなく、お子さまの状況に応じた達成可能な目標を掲げると、無駄な焦りを減らせます。
例えば、偏差値50未満の学校を志望する場合は、基礎問題の徹底に絞るのが有効です。基礎を固めるだけでも合格点に届くケースは少なくありません。偏差値50以上の学校を目指す場合は、基礎問題に加えて応用問題の半分を正解できる状態を目標にするとよいでしょう。
保護者のかたの関わり方と環境づくりで、お子さまの受験勉強を支えよう
中学受験の勉強に向き合えないお子さまを前にすると、保護者のかたはつい焦りを感じてしまうものです。しかし、勉強を「させる」のではなく、お子さまが安心して自身で考えられる環境を整えると、学習への前向きな姿勢につながります。日常の会話を大切にしながら、小さな成功体験を積み重ねる機会をつくりましょう。
家庭学習で中学受験をサポートする方法として、「進研ゼミ小学講座」の有料オプション講座「考える力・プラス 中学受験講座(小学4~6年生)」の活用もおすすめです。プロ講師による授業動画に加え、自宅での受験対策に役立つ「赤ペン先生の問題」では、ハイレベルな添削によるスピード個別指導を受けられ、わからない部分も丁寧なアドバイスでしっかり理解できます。一人でも難しい単元を「わかる」に変えられる仕組みが充実しているため、短時間で集中して取り組めるのも特長です。ほかの習い事との両立や、追い込み時期の基礎固めにも最適。保護者のかたがつきっきりで教える負担を減らしながら、お子さまが自走して合格力を養える環境づくりに、ぜひお役立てください。
- ここでご紹介している教材・サービスは2026年4月現在の情報です。教材ラインナップ・デザイン・名称・内容・お届け月などは変わることがあります。









