気象予報士 達 淳一 さん
気象予報士

達 淳一 さん

大阪経済大学 経済学部 卒業
受講歴:「進研ゼミ」小学講座

「進研ゼミ」の思い出は?

親が教育熱心だったので、幼稚園の頃から英語を習ったり、1年生からは別の通信教育をやっていたんですが、「進研ゼミ」でもらえるしっかりした望遠鏡や顕微鏡がほしくて入会したのをよく覚えています。国語・理科・社会が好きで、そればかりやるような子だったのですが、「進研ゼミ」ではカレンダーにこの日に何をやるかがあらかじめ割り振って書いてあるので、それに準じてやれば、自然と他の嫌いな教科もやれるようになりました。

自学自習を続けるコツは?

わからないところで止まらないことです。1個引っかかると、ちょっと嫌になったり解けるまでがんばろうとしますが、1回その問題は横に置いておいて、どんどん先に進んでやれるものをやっていくと、たまたまその引っかかった問題が難しかっただけだったり、他の問題が解けると自信がついたりするものです。僕は、解けない問題にあんまり時間をかけないでいいと思っています。あとは、先に解ける問題をやり始めて、わからないことがあったら後で調べるというやり方もおすすめです。

「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?

わからないもの、覚えられないものは全部紙に書き出して、目につく所に貼っていつでも見れるように、自分で勉強のやり方を工夫しています。気象予報士の資格をとる時にもこのやり方が役立ちました。時間は限られているので、早朝に起きて他の人がやっていない時間にやるようにもしています。
小さい時から負けず嫌いなので、「絶対に無理」と周りに言われると、ひっくり返そうとよりがんばれるんですが、そのパワーが出てくるのは、学生時代の成功体験が大きく影響していると思います。自分の偏差値よりも高い学校を目指して合格できたことや、部活で強豪の学校に勝てたような成功体験の積み重ねがあるから、最後の一踏ん張りができて乗り越えられてきたと思います。

「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?
最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

やった分だけ必ず成果が出る、という意味では「勉強が一番結果がわかりやすい」ということを伝えたいです。役者も気象予報士も、どれだけがんばっても結果が出るかどうかはわからないからです。その不安の中で戦っていることに比べたら、勉強はやった分だけ全部成果になるので、僕は楽しい。そして、必ず答えもあるので、ゴールがあります。とはいえ、学生の時には全然わかっていなくて、大人になってから気づいたことですが。
高校・大学・大人となるにつれ、答えがないものを考えて悩むことが増えていきます。何が正しいとか考えてもわからないこともたくさん出てきます。だから、高校生に送るメッセージとしては、「自分自身を信じる」ということを、小学生・中学生には、「勉強やった方がいいよ」ではなくて、「勉強が一番簡単だよ」とメッセージを送りたいです。

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