一級建築士 柿木 佑介 さん
一級建築士

柿木 佑介 さん

関西大学 工学部建築学科 卒業
受講歴:〈こどもちゃれんじ〉・「進研ゼミ」小学講座・高校講座

「進研ゼミ」はどのように活用していましたか?

高校生で「進研ゼミ」を再開したんですが、コツコツ勉強できるタイプではなかったので、期末テスト前に見返して、要点を読み込んで、効率よく勉強していた記憶です。テキストをちょっと邪魔だと思う所、視覚的に見える所に積んでおいて、勉強する気持ちを作る工夫をしていました。

「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?

元々文系だったのですが、建築の道に進むためにまずは大学の建築学科に合格する必要がありました。そのため高校3年生で理系に転向する際に、「進研ゼミ」のテキストをちょっと邪魔だと思う所、視覚的に⾒える所に積んでおいて、普段は隙間時間にパラパラと目を通す「ながらインプット」をするようにしました。こうすることで、どこにどういったことが書かれているかと、それらのおおよその内容が把握できるので、期末テスト前は⾒返して読み込むやり方で、効率よく勉強していました。
このスタイルは、一級建築士の資格をとる勉強の時も、建築家となった今も変わらずです。気になる本や写真集を本棚にはしまわずにあえて⾒える所に積んでおいて、隙間時間にながらインプットをして脳内の引き出しを増やしておき、仕事で必要になったら引き出しを開けて読み込むことが習慣化されています。

進路選択で大事なことは?

興味があることがあれば、とりあえずやってみるのが大事だと思います。やってみて違うと感じたら、別の方向に舵を切ればいいし、動いていくことで発見があって、本当のやりたいことに次第にたどり着いていくと思います。若いうちはいくらでも軌道修正ができるので、そうやって動き続けることと、もし興味があることが全くないなら、勉強するのが手っ取り早いと思います。勉強は、進路の選択肢も増やしてくれるので、できないよりできる方がいいですし、やることがないのであれば、まずは勉強した方がいいと思います。

最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

くり返しになりますが、まずは何でもいいからやってみることが一番大事だと思います。やりたいことが見つからない、やる気が出ない時も当然ありますが、やってみることによって、やりたいことが見つかるし、やる気も出てくるものです。

TOPに戻る