起業家(元ドイツリーグプロサッカー選手) 石橋 圭輔 さん
起業家(元ドイツリーグプロサッカー選手)

石橋 圭輔 さん

山梨学院大学 法学部 中退
受講歴:「進研ゼミ」小学講座・中学講座

「進研ゼミ」の思い出は?

小学3年生からクラブチームで毎日サッカーをしていたんですが、高学年になると学校の勉強が追いつかなくなってしまい、このままではだめだと思って「進研ゼミ」を受講しました。赤ペン先生のアドバイスが的確で、「学校の先生ではこういうことをあんまり注目して伝えてはくれないな」と思ったこともよくありましたし、算数が苦手で半分くらい白紙で出した時には「わからないことがあったら、それを具体的に教えてくれませんか?」というようなことが書かれていて、「点数をつけるだけじゃなくて、ここまでケアしてくれるんだ」と思ったことを覚えています。人がちゃんと見てくれていることで、期限内にちゃんと提出していました。

部活で時間がない中での勉強のコツは?

当時やっていたのは、「その日のことはその日にやる」というのを意識することです。15時に学校から帰ってきて、サッカーの練習が始まる17時までに、今日やるべきこと(学校の宿題+進研ゼミ)を終わらせるようにしていました。最初はやる時間はバラバラで、寝る前にやることもあったんですが、夜は眠くて集中力がなくて効率悪いなと思って、途中から夕方にやり切るスタイルにシフトしました。勉強は手を抜いたら手を抜いたなりの結果しか出ないですし、やり続けたら間違いなく結果が出るものでもあると思います。

「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?

「進研ゼミ」は自分で必要と思って始めましたが、やはり、何事もやりたいという自分の意思が必要だと思っています。自分と向き合って、自分に何が足りないんだろうと考えて、自分自身で選択するという考え方は、当時の「進研ゼミ」を選んだ経験も含めて今の僕を作り上げています。「何かやりたいと少しでも思ったら、やる。そのために今やらなきゃいけないことは何だろう?」と常に思い、自分に問いかける時間をもつようにもしています。あれもいいな、これもいいなと思っても、全部はやれないので、やれるのかを自分に問いかけて、「やってやる」という反骨心を高めています。

最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

自分の頭の中で思ったことがあるのであれば、まず行動してみることから始めるといいと思います。成功するか失敗するかも、行動してみて初めてそれがわかるわけであって、自分の頭の中で考えているうちは何も始まらないし状況は変わらないので、少しでもやりたい気持ちがあるなら、挑戦するべきだと思います。それが海外であろうとなかろうと、意外とそんなに違いはないと思います。そして、たとえそこで結果が出なかったとしても、僕がドイツに渡ってサッカー選手をやってみたことで今の道を見つけたように、やったことは無駄にならないし、やったことで道が開けることも必ずあると思います。

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