藜園 泰斗 さん
広島修道大学法科大学院 法務研究科法務専攻 修了
受講歴:「進研ゼミ」小学講座
「進研ゼミ」が学校の勉強のペースメーカーとなっていて、授業の予習・復習として役立てていました。テキストを開くと、その日にやるべきことを把握できたので教材のガイドに従って取り組んでいました。
当時、「進研ゼミ」で赤ペン先生にほめてもらったり、ポジティブなメッセージをもらえたりすると勉強への向上心が高まっていました。また、弁護士になってからもわからないことを調べたり、興味があることは自分から調べたりしています。周りからは知的好奇心があるとよく言われるのですが、これは「進研ゼミ」で知的好奇心が育つ学習をやっていたからかな、と今になって思います。
司法試験の場合、試験日をゴールにして、まずはそれまでにやらなければならないことを把握するようにしました。例えば受験の何か月前には一旦全部の学習を終わらせて、そこから何回ぐらい復習をすればいいかを決めるというように、目標を決めて勉強をしました。また、毎日何時間やるという計画ではなく、今日はここまでをやるという内容を決め、その内容が終わればあとは好きなことをしてもいいというようにして、やるべきことを決めて勉強をするようにしていました。
いろいろなことに興味をもってやってみることだと思います。将来の進路は無数にあるので、そもそもどんな進路があり、それぞれどんなことをするのかを知ることが大事だと思います。また、一見矛盾するように思われるかもしれませんが、何か熱中できることをもつのも大切だと思います。やりたいことを決めても、途中で失敗して投げ出したくなることもよくあります。そんな時、熱中していることで立ち直った経験があると、失敗や挫折から立ち直る方法が見つかりやすくなると思います。
勉強することは大事ですが、勉強ばかりする必要はないと思います。勉強はいわゆる手段で、勉強すること自体が目的ではないからです。だから、勉強ができていれば、他の時間は趣味などに使ってもいいと思います。勉強ができると、趣味などやりたいこともできますし、趣味などができると勉強もそこまで嫌にはなりません。むしろ、集中して勉強する方が、だらだらと長時間勉強するよりも効果的です。ただし、人間は好きなことや楽なことに流されやすいので、やるべきこと(勉強)をやってから、趣味など好きなことをするのがいいと思います。