医師 吉川 修平 さん
医師

吉川 修平 さん

北海道大学 医学部医学科 卒業(2024/4月~北海道大学 大学院医学研究院 博士課程 在学)
受講歴:「進研ゼミ」小学講座

「進研ゼミ」を受講したきっかけは?

小学校入学して少ししてから受講したんですが、勉強の習慣が全然なかったので、「進研ゼミ」からちょっとやってみようと親から言われて始めた記憶です。いつも外で元気に遊んでいるような子どもで、勉強のことは全く考えていなかったので、まずは勉強のくせをつけるために始めました。

「進研ゼミ」はどのように活用していましたか?

「チャレンジ」は、ちゃんとコツコツとやっていました。赤ペン先生からの返事を楽しみにしていて毎月ちゃんと提出していましたし、シールを貯めて努力賞プレゼントの交換をしたこともあります。学校や遊びから帰った後、夕食を食べて、その後の少しの隙間時間や、テレビを見る時間のうちの10分・20分を使って「チャレンジ」をしていました。毎日やっていたので、積み重ねるとある程度の時間になっていて、その時に「コツコツ勉強」の石礎を作れて、勉強の習慣が身につきました。

「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?

「進研ゼミ」で勉強した具体的な内容というよりは、取り組む習慣を身につけられたことが活きていると思います。例えば、今日は10分論文を書こうと思っても、面倒だったり、仕事もあってなかなかできないものですが、そこで習慣として「今日は絶対やろう」と決めてできているというのは、小学生の時に「進研ゼミ」で決めたことをコツコツやる習慣をつけられたことが力になっていると思います。今も研究とか、研究のための下調べとかしますが、最低限1日これだけはやろう、と決めて取り組んでいます。

進路選択で大事なことは?

医療の道に興味をもったのは小4の頃なのですが、家系に医療関係者がいなかったので、最初はすごく漠然と思っているだけで、特に本気で目指すこともなく北大理学部の数学科に進みました。当時は数学がすごく好きだったので、数学者とか、数学の先生とか、数学を専門とする仕事に就こうと思って進学したんですが、総合理系からいろんな科に進む同期を見て、やっぱり医者になりたいという夢をあきらめきれずに、医学部を受け直して今に至ります。
こんな風に、最初から自分の期待したようにならない場合も結構ありますし、別の進路に行かなきゃいけないことも時としてはあるとは思うんですが、仮に叶わない進路になったとしても、そこに決まったのであれば、その決まった道でがんばるという気持ちをもって、やり抜いていくことが大事だと思います。

最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

私自身、受験や将来の夢で紆余曲折がたくさんありました。でも、自分の今の仕事を振り返った時に、つらかった経験も活きていますし、あきらめずに勉強に向き合っていれば、必ず自分自身の満足する進路に出あうことができると思います。だから、あきらめないで自分の夢に向かって歩み続けてください。

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