藤原 由秀 さん
順天堂大学 スポーツ健康科学部 卒業
受講歴:「進研ゼミ」小学講座
小学校6年間やっていたんですが、赤ペン先生の記憶が一番残っています。毎回すごく丁寧な文字でたくさん書いて返してくれていました。あとは、学校の宿題とは違って、取り組みたくなるような内容の教材が多かったです。毎日サッカーと宿題で精一杯だったのでほかの勉強をするのは大変だったんですが、「進研ゼミ」は勉強の意欲を引き出してくれる仕掛けがいろいろあったので続けれらたと思います。
サッカーは年中からやっていたんですが、小学校3年生からはより本格的になって練習がほぼ毎日、日曜日も試合になることが多かったので、土日の午後など練習がない時にまとめてやっていました。ただ、算数と国語は得意でしたが、時間がかかる社会とかの暗記系は苦手で、「進研ゼミ」のマンガや、赤い隠すシートで暗記していました。
サッカーに夢中になりながらも、算数・国語に自信がもてていたことは、今につながっていると思います。起業してわかったことですが、経理・財務が苦手な経営者が多い中、僕はそれが全然苦じゃなくて、例えば会社の財務表を10期連続で見れてしまう。数字アレルギーが全くない。それは小学生の時に、算数は嫌いじゃないな、むしろ好きだな、と思えたのが大きかったと思います。算数が好きだったことで、営業で目標を達成するための逆算志向も鍛えられていると思います。
僕の場合、年中からずっとプロのサッカー選手になろうと思っていたので、今の道を選択したのは大学生になってからです。大学でもプロを目指してサッカーをやっていましたが、試合に出れない時期があったり、自分のプレーが成長していないなど、プロになることの難しさを途中で知ることになって、そこからいろいろ考えた結果、今まで自分が運動してきた経験を踏まえてトレーナーになる道を選択しました。第2の人生じゃないですが、もう一度、サッカーぐらい熱中できるものを見つけたいと思って飛び込みました。その時に迷いなく次に進めたのは、もうサッカーはやり切ったと思えていたからなので、やっとけばよかったと思うような後悔を残さないように、やり切ってから次に進むことが大事だと思います。
まず、自分の好きなことを見つけて、自分のやりたいことに対して突き進んでほしいです。ただ、それだけだとリスクがあるので、やりたいことをやるのと同時に、勉強の両立はやはり大事だと思います。やりたいことをやることだけに時間を使わず、少ない時間でも意欲を引き出してくれる教材を見つけて、学力も伸ばしておくといいと思います。学力が思うように伸びなくても、僕のように算数っておもしろい、と思えるだけでもいいと思います。