起業家 松田 文登 さん
起業家

松田 文登 さん

東北学院大学 共生社会経済学科 卒業
受講歴:「進研ゼミ」小学講座

「進研ゼミ」の思い出は?

小学校低学年の頃は、何かに正解するたびに、自分でシールをつけていくことにすごいワクワクしたし、楽しかった思い出があります。双子の兄と「進研ゼミ」の問題を出し合ったり、正解・不正解の場所を見せあったりしてやっていました。小学校高学年から中学の前半までは、兄と早起きして勉強していました。

どんな子どもでしたか?

すぐ行動する方なのと、すごく負けず嫌いで、好奇心も強い方でした。好きなものに対しての欲求にはすごく忠実で、まんべんなく何かをやって平均点を取るよりも、何かひかれるものにとことんのめり込むタイプでした。だから、「進研ゼミ」も好きなパートはめちゃくちゃやりました。

学生のうちにどんな経験がおすすめですか?

いろんな人に出会う機会をつくってほしいです。実際、私が中学生の時に体験したことが、今の会社の創業のきっかけになっているので、例えば、障害のあるかたと1日過ごすなどもいいと思います。その新しい出会いがある状態とない状態とでは、自分の考えや意識は異なってくるので、今まで経験していないことを積極的に体験してみてほしいです。

起業家 松田 文登 さん
進路選択で大事なことは?

私は高校生の時から、将来、障害のあるかたのための就労支援施設を自分たちで立ち上げたいと思っていて、兄とも漠然と話していました。でも、大学卒業してすぐに起業するのではなくて、一度就職しているんですが、24歳の時に初めて、障害のあるかたたちのアート作品に触れて感動したことがきっかけで、施設をつくる前にまずは、彼らの意識とか目線とか価値観などに影響を与えていく会社をやりたいと思ったんです。こんなふうに、どのタイミングで人生がどう変わっていくかはわからないので、そういう意識を持って進んでいくといいと思います。

最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

今の時代は、SNSでの承認数などで順位化されすぎる一面があるように思います。承認欲求も含めて、刺激されやすい 時代になっているからこそ、自分自身のありのままでいいんだっていうことを伝えたいです。例えば、今の段階で自分は全然ダメだと思っていたとしても、どこかのタイミングで人生は変わります。高校生で一度花開く人もいれば、30代40代、もしかしたら80歳になってからのかたもいるかもしれない。だから、そのままでいいんだって軸をもってほしいです。

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