ヴァイオリン奏者(NHK交響楽団)倉冨 亮太さん
ヴァイオリン奏者(NHK交響楽団)

倉冨 亮太 さん

東京芸術大学大学院 音楽学部音楽研究科 修士課程 修了
受講歴:「進研ゼミ」高校講座

大学受験に向けて「進研ゼミ」を選んだ理由は?

東京芸術大学に行くためには、学科の試験を国語と英語の2科目受ける必要がありましたが、学校の授業のみだと少し厳しいかなと思い、音楽の勉強と並行して学力をつけるために「進研ゼミ」を選びました。僕は国語だと古文と漢文が苦手で、「進研ゼミ」の小さな本(単語帳など)をぼろぼろになるくらいまで使って、どのページも全部言えるくらいに覚えました。確か僕が受験した年度の古文と漢文はすごく難しかったんですが、「進研ゼミ」のおかげでほぼ満点近い点数が取れました。

「進研ゼミ」の思い出は?

学校ではあまり自分とは合わない先生が教えていたので、しっかり理解するには「進研ゼミ」が僕には合っていました。特に「進研ゼミ」の整理の仕方がわかりやすくてよかったです。例えば、カテゴリーごとに色分けされていたり、最初に大まかなことをとらえられるようになっていたり、物事の根幹や細かいことまできれいに整理されていて、理解しやすくて取り組みやすかったです。

勉強のポイントは?

どの分野でも基礎は大事だと思うので、しっかりと土台を作ってから、実践問題をたくさんこなすと習得が早いと思います。音楽でも同じで、楽器は音階やエチュードが基礎と言われていて、そこをしっかり毎日コツコツ練習しながら作品に向き合うことが大事です。

大学進学を決めるときに思い出に残っていることはありますか?
進路選択で大事なことは?

進路を決めたはいいけれど、そこをゴールにしてしまう人が多い気がしています。進路を決めることはその道のスタート地点に立てるということなので、その先に自分が何をしたいのかを考えて選択するのがいいと思います。そしてその選択が、自分の特性にあったもの、得意なところを見つけるのがベストだと思います。

「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?

「進研ゼミ」のシステムで勉強していく中で、今の仕事においても作品と向き合う時間の配分など自然と組み立てられる体質になりました。

最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

自分の好きなことを見つけて、それに向かって努力し続けてほしいです。最初は壁にぶつかることも多いかと思いますが、やり続ければ必ず壁を突破できる時が来るので、それを信じて継続してほしいと思います。

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