青木 達哉さん
世界最年少K2登頂クライマー

青木 達哉 さん

東海大学 文学部アジア文明学科 卒業
受講歴:「進研ゼミ」小学講座

「進研ゼミ」はどのように活用していましたか?

自分のやりたいことや遊びと、ちゃんと勉強する時間とを分けて、この時間からこの時間までは「チャレンジをやる」って決めてやっていました。正直言うと、勉強自体はそんなに好きではなかったんですが、付録や赤ペン先生の字がきれいなのでモチベーションが上がって、毎月「チャレンジ」が届くと真っ先に開けていました。あと、教材をどこにでも持ち運べるので、家族で旅行に行った時に持って行って、決めた時間、決めたノルマを達成していました。

K2登頂の挑戦など、チャレンジ精神はどう養われた?

大学で山岳部に入って、最初に登った雪山の山頂から見た景色に心を奪われて、それから登山家として活動しています。僕は結構いろんなことに興味を持つタイプの人間なんですが、何事も好奇心が大事だと思っていて、目標にした山を登れたら、さらに上を行きたいっていうのがモチベーションになっています。だから、こうした好奇心をもつことと、まずは最初に踏み出す一歩が大事かなと思うので、子どもたちにも恐れずにどんどん1歩を踏み出してほしいと思います。

「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?
「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?

「進研ゼミ」の興味をわかせる内容が、新しい考えや新しいものに出あえる楽しさを教えてくれました。今の仕事をする上でも、固い頭にならず、柔軟に新しい発想や考えを取り入れることができるようになったと思います。

今も何か勉強されていますか?

クライミングや登山関係の仕事をしているので、常に最新の技術や、新しい知識を取り入れて実践するようにしています。活動内容が、時には命の危険にも関わることがあるので、日々の活動の中でクライミング技術などは常に勉強しています。

最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

自分のやりたいことに対して、後ろめたさのようなものがあったり、選択しづらい環境があっても、やりたいと思ったことはどんどんやっていくのがいいと思います。例えば、だれかに「そんなの無理だよ」と言われても気にせずに、自分のやりたいことをしっかりやっていくと、それが道になったり、自分の土台になるからです。失敗したとしても、積み重ねればいい土台になると僕は信じているので、ぜひみなさんもやりたいと思ったことはどんどんやってほしいです。

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