前渕 直也 さん
富山大学 芸術文化学部 卒業
受講歴:〈こどもちゃれんじ〉・「進研ゼミ」中学講座
赤ペン先生の添削がすごく丁寧で、それが本当にありがたい、すばらしいなって、中学生ながらに思っていました。以前中学校の美術教師をしていましたが、自分が子どもたちのテストを採点する側になって、改めて赤ペン先生のあの添削っていうのは本当にすばらしかったな、と実感しました。あのクオリティは本当にすごいです。
中学校で美術部に入り、高校は美術専門の高校、大学は芸大に進んだほど、美術一筋で今までずっとやってきたんですが、自分の大好きな美術をやりながら、隙間時間を見つけて「進研ゼミ」を活用していました。「進研ゼミ」は、1日15分とか20分とか短時間の中で「今日はここをマスターしよう」という目標がしっかりと提示されていたので、毎日15分がまとめて取れなくても、例えば5分ずつを3回という具合に調整して勉強していました。
日本の中にいるだけだと気づかなかった文化や環境、国民性、人との関わりなど、ありとあらゆるものが新しく感じています。日本にいても海外に関することや、インターネットにもいろんな情報があふれていますが、やっぱり、自分の目で見て、自分の肌で感じて、五感を全て使って感じる経験は、直接行ってみないとわからないところだと思っています。私は自転車で世界一周という夢があって今の活動になっていますが、どんな方法でもいいので、それぞれの方に合ったやり方で、いろんなものを自分の体で、全身で、五感で感じてもらいたいと思います。
夢を見つけて、大切にしてほしいです。必ずしも「夢=職業」じゃなくてよく、「何になりたいか」よりも「何をやりたいか」の方を大切にしてほしいです。例えば、教師とか医者とか名詞の夢ではなく、「これをやりたい」「あれをやりたい」という動詞の夢の方が大切だと思っています。だから、動詞の「これをやりたい」という夢をぜひ見つけてほしい。そのためには、どんどんいろんなことにチャレンジして、その経験から自分の好きなこととか、やりたいことが見つかると思います。そして、夢が見つかったら、自分の夢に向かって、全力でがんばってほしいです。