尾藤 朋美さん
プロランナー

尾藤 朋美 さん

帝京大学初等教育学科こども教育コース 卒業
受講歴:〈こどもちゃれんじ〉・「進研ゼミ」小学講座・中学講座

「進研ゼミ」の思い出は?

小さい頃、CMがきっかけでしまじろうのキャラクターを覚えて、入会したんだと思うんですが、しまじろうのショーも観に行くくらいすごく大好きでした。初めは人見知りで人の多い所に慣れなくて親のそばから動かないんですけど、だんだん楽しくなって最終的にはしまじろうと一緒に踊っていた記憶があります。そのまま、〈こどもちゃれんじ〉から「進研ゼミ」を続けて、復習や時々予習でも使うスタイルで高校受験まで使っていました。
正直、勉強が苦手なタイプだったので赤ペン先生の課題が遅れることもありましたが、課題を提出するともらえるシール集めが楽しくて、ゲーム感覚でやっていた記憶があります。プレゼント交換というごほうびもあるので、そこを目指してがんばっていました。赤ペン先生は、細かい添削をしてくれてすごいなと思っていて、学校の先生とは違う見ず知らずの大人が自分にこれほど真剣に向き合って何かしてくれるという経験は強烈でした。例えばイラストを描いてくださる先生がいたり、いろんな科目を添削してもらえたり、すごいことだったと今振り返ると感じます。

「進研ゼミ」の経験が今の仕事や人生に活かされていますか?

私のモットーは、目標や夢を口に出して宣言して逃げ道を作らない、目標を明確にして絶対そこにたどり着くぞ、という"SEIZE YOUR DREAM" "有言実行"なんですが、それを意識することが大事に思います。大きな目標を立てすぎると続かなくて嫌になりますが、1日1ページとか1日1教科とか、絶対に達成できるような小さな目標をがんばってコツコツやっていくスタイルが身についたと思います。あとは、人生も勉強もチャレンジしてみることがすごく大事なことで、やってみることで見えてくる世界があると思っているので、今もチャレンジを続けています。

チャレンジするために必要なものは?

目標の具体性ですね。例えば、私がサハラ砂漠の完走を目指した時、「サハラ砂漠を完走します」というだけではなく、サハラ砂漠を走って「優勝して世界一になります」って宣言したんです。そして、優勝したら引退を考えていたんですが、結果としては準優勝でした。すると、いろいろな海外のお話が来るようになって、すごい楽しいな、世界って広いんだ、と思うようになって、どんどん世界で挑戦したくなりました。新しい世界に行くのは、不安だとか自信がないとか、今の環境の方が居心地がいいとか、いろいろありますが、でもそこで1歩踏み出すと新しい出会いがあったり、違う世界が見えてきたりするものです。もしもその道が合わなかったら戻ってくればいい、やめればいいだけなので、やらない後悔よりやった後悔みたいなチャレンジ精神が大事だと思います。

チャレンジするために必要なものは?
最後に、学生のみなさんにメッセージをお願いします。

くり返しになりますが、チャレンジすることが大事だと思います。失敗しちゃいけないとか、失敗するのが怖いと思いがちですが、失敗の経験もやってみないとできないことなので。失敗したその時点では「この経験も勉強だ」とは思えなくても、何年かして気づくこともある。そして、今は無理だなと思うこともやってみると、最後の最後でどう変わるかわからないということもよくあります。例えば、入試やテストの当日まで何が起きるかわからないので、あきらめないでチャレンジして突き進んでいくことは人生にとってプラスになります。
自分の人生は一度きりですし、自分で決めたものはがんばれると思います。自分の目標に向けて常にチャレンジ精神を持ちながら、おもしろそうって思ったり、やりたいって思ったことに突き進む人生って、とっても楽しいですよ。

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