新井 亨 さん
英国国立ウェールズ大学経営大学院 修士課程 修了
受講歴:「進研ゼミ」小学講座
大人になって感じるのが、子どものうちは好奇心とか楽しいと思える環境が非常に大切だということ。「進研ゼミ」は子どもの興味がわくように教材が作られていたので、私はかなりはまっていて、届くのが毎月楽しみでした。
特に赤ペン先生は記憶に残っています。問題を解いて郵送すると、めちゃくちゃきれいな赤ペンの字で丁寧に採点されて返ってきて、そこにメッセージも添えられていました。昔はインターネットもなかったので、採点やメッセージをもらうのがとてもうれしくて、自主的に机に向かって勉強していました。
経営者は仕事の量も仕事への取り組みも自分で決めるため、自主性が非常に大事です。そして、仕事をする上で常に勉強は欠かせず、社会人になってからも続けています。「進研ゼミ」で自分から机に向かう習慣がついたのが今につながっていて、興味をもって最後までやり抜くというのが仕事の姿勢にも活きていると思います。
知りたい、学びたいという好奇心から、自然と海外にも興味を抱き、若いうちに留学して感性も磨きました。グローバル化の社会になり、世界とのつながりはこれからも益々重要になると思います。語学ができることで海外の文化やニュースなどを現地の言葉や感性で得ることができるのは今の仕事にとても役立っています。
語学のほかに、経営知識などを勉強しています。中国語や英語など他の言語を話せるようになり、活躍の場が日本だけでなくなったことで、学びの幅も広がりました。相手の国の文化や習慣を知りたいという好奇心からビジネスは生まれるので、日本だけでなく海外の経営者と交流している時におもしろいと感じます。
自発的に勉強する基本は、やはり興味があって楽しいと感じられるかにあると思います。まさに「好きこそものの上手なれ」という言葉の通り。今は昔と違って学びたいと思った時に、いつでも学べる環境が整っています。日本では常識であることが海外では全く違ったり。勉強だけでなくてもいいので、若いうちは海外などいろいろな経験や体験をしてください。今勉強していることはきっと将来の役に立ちます。みなさんが日本のみならず世界で活躍できるグローバルな人材になれることを願っています。ぜひたくさん学び、たくさんチャレンジをしてください。