赤荻 瞳 さん
高校中退
受講歴:「進研ゼミ」中学講座
小学校高学年ぐらいからどうしても入りたいと思う高校があったんです。でもそこに入るためには勉強もある程度できなきゃいけなくて勉強しようと思いました。「進研ゼミ」から送られてくる手紙に入っているマンガが大好きで、毎回読んでいて、「私もこんな風になれるんだったら絶対やりたい!」って思って、お母さんを説得して始めました。
テスト対策として「進研ゼミ」を使って、学校で習った問題とは別の角度から問題を出されても解けるようにしていました。毎日の予習・復習で使うよりも、テスト前に家で見直す時に使っていました。でも、毎月のテキストも解けない問題がなくなるまではちゃんとやっていました。1回解いた後もまちがったところだけちょっと時間をおいてやってみて、できなかったらまた時間をおいてやってみてというように、確実に解けるようになるまでくり返していました。
社会と理科は好きだったんですけど、それ以外はあんまり。でも「進研ゼミ」で勉強していってだんだん問題が解けるようになると楽しくなって、やっていくうちにどんどん成績上がっていくのも楽しかったです。当時から見かけは派手でしたが、そういう感じに見えてちゃんと家で机に向かってテスト勉強してるっていうのもカッコイイと思ってがんばれていました。特に、毎回テストで学年順位が出るので、100人以上いる中で「常に絶対30位以内には入っておきたい!その方がなんかカッコイイ!」と思って、それがモチベーションになっていました。
がんばれば結果がついてくるっていう経験が今につながっています。テスト前や受験前に毎日10時間ぐらい勉強して行きたい高校に合格できた経験と、その時の努力があったからこそ、大人になってからも「あの期間、あれだけがんばれたんだから今のこれも大丈夫!」みたいなマインドがありますし、糧になっています。試練をどう楽しく変えるかっていう工夫をして、いつも後悔しないようにがんばろうと思ってチャレンジしています。
一番は「その時その時を楽しむ」ということです。あとは失敗を恐れずにチャレンジする。これはずっと自分の中で決めています。
それから、自分で「これおもしろそうだからやってみよう!」って思った時は、周りの人に伝えるようにしています。そうすると言っているうちに仲間が増えるし、ポジティブな情報をもらえたりします。さぼり癖もあるから、目標を口に出すことによって自分の逃げ道を塞ぐ効果もあるのでおすすめです。
いろいろ楽しいことにチャレンジしていったら、「あ、これやりたいかもしれない」ということがきっと見つかると思うので、楽しいなと思うことにどんどん向き合って、やりたいと思ったことにはとりあえず手を出してみるとか、声に出してみることが一番大事です。私も始めるきっかけの大体は「楽しそうだからやってみよう」が多いんですけど、やっていくうちにいろいろな経験ができたり、いろいろな人とつながったりしながら、自分も成長して最終的な目標にどんどん近づいてきました。「やりたい」って声をあげて一歩踏み出すことによって未来はめちゃくちゃ変わると思います。だから、どんな小さなことでも、ものすごく大きなことでも、やりたいことがあったら恥ずかしがらずにチャレンジしてほしいし、周りの大人にいっぱいアピールしてみてください。
「もうちょっと勉強しておけば」みたいな後悔がないようにがんばってほしいです。がんばれない時は途中で休んでもいいし、勉強方法も楽しめるように工夫しながら、できる範囲でがんばるのがいいと思います。がんばったと思えるまでやれば、もし行きたい学校に受からなかったとしても、「あれだけやったから」と受け止めることもできるはずです。だから、とにかく後悔しないように楽しんで全力を出しきってほしいです。